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夕方の太陽光が伸びたり縮んだりしながら私の視界を焼いている。その光はアスファルトに反射して眩しく照らされているので道路のかすかな段差が見えない。細いタイヤで車道を走るのって怖いんです。それでなくても私は普段から、ちくわの切り端みたいに小さく縮み上がって自転車に乗っているのです。
昔、多摩川で見つかったアザラシのたまちゃん覚えてますか?私は覚えてませんでした。多摩川沿いには実に多くのスイッチが隠されていて、それを押すたびに川の底に沈んでいたような様々な記憶が浮かび上がってきます。こういうのを原風景っていうんでしょうね。たまちゃんは元気にやってるでしょうか。