よく使うフレームワークほど投資しまくろう
戦略家は古今東西の戦略の例を知っている。孫子、ナポレオン、チンギス・ハーンなど。
料理人は美味しい味のメカニズムを知り尽くし、日本中世界中から美味しい食材を仕入れ、高い調理技術、見せる盛り付けなど知っている。
編集者は美しい言葉を知っている。人を惹き込むタイトルや冒頭文、構成の作り方を知っている。
音楽家は気持ちの良いメロディやコード進行の作り方、歌詞を知っている。
スタイリストは、アイテムの組み合わせや、シャツの捲り方などの技を知っている。
って思うと仕事はシンプルで、うまくいかないときはだいたい引き出しの中身が少なかったり、いま直面してる問題を解決できる道具が入ってなかったりするのかもしれない。
となればやることはシンプルで、本質を見抜き、HOWの引き出しを増やし、いまの解決に最適なアイデアを選択し、実行すること。
引き出しの多さ、本質の見抜きっぷり、現代への実装。
で、料理だったら
砂糖、塩、しょうゆ、だし、みりん、酒をよくつかう。じゃあこれをいっぱい買っておいたり、値段は高いけどいいものをつかったほうがコストあたりの満足度は高い。
創味のめんつゆを買ってからは、どんな料理もめちゃ旨になってQOLは爆上がりだ。
それと同じように、マーケティングなら目的設計やWHO/WHAT/HOWのフレームワーク思考法、消費者理解の技法、アイデア発想法とかを徹底してトレーニングしたほうがいい。人材育成や組織づくりにも通じる。
本質は変わらない。骨太を徹底し、現代へのディティールの実装なのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?