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看護学生時代は、崖っぷちから始まりました。

優秀な人達の中に偶然紛れてしまった自分は、入学して間も無くの学期試験で自分の立ち位置の危なさを思い知ります。

私の入学した看護学校は、試験を落とせば追試が一度だけ許されますが、追試を一教科でも落とせば留年になるというルールがありました。

試験はとにかく膨大な量が出ます。授業でサラッと習った数十ページの試験範囲✖️確か10教科に満たない教科数の試験が1週間ほどの期間で行われます。

入学当初は再試になる科目が半数位あり、常に崖っぷちな状態で泣いていました!このままでは、看護学校で生き残るのは難しいのは明白でした。的を得ていない努力は、結果を出せないという現実を思い知らされます。泣いていても、現状は変わらないので、自分は何で勉強が出来ないのかを考え始めました。とりあえず、脳みそについて知ろうと思い脳科学(茂木健一郎氏の本は、読み漁りました)の勉強を始めました。

そこで気付いたのは、どうやら私の脳は右脳でインプットして、左脳でアウトプットするタイプらしいという事が分かり、試験勉強にマインドマップを取り入れることにしました!

これは、効果覿面でした!マインドマップで勉強を始めた辺りから試験を落とさなくなり、むしろ国家試験ではわりかし点数をとれた状態で突破出来ました!マインドマップを開発した、トニー・ブザン氏に会えたらお礼を言いたいです!

この頃に、自分の能力不足を受け入れて、無意味なプライドを捨て、やり方を変えられて良かったと思っています。

看護学校では、試験勉強もそうですが実習においても多重的な課題を乗り越えなくてはないけません。少しでも失敗すれば、留年という戦場に近い様な環境で、学生は本気モードの時は一分一秒無駄にする事なく、集中して情報を取りに行き課題に取り組んでいました。本気の集合体でしたね。

その中で学んだ事は、スピード感の求められるレベルの高い課題は、基本的にはチーム戦で乗り切らないと失敗するということでした。最終的に個人で向き合う課題であっても、同じ目的で集まった集合体なら、ギリギリまで出来る情報収集や情報の共有はチームで乗り切った方が格段に速く質も高いです。

一人の方が早くタスクをこなせるような気もしますが、それは違います。

チームビルディング!それは、みんなが結果を出し、物事を成し遂げる上で、本当に重要な要素だと看護学校時代に学ぶことが出来ました。

看護学校では、人間力を鍛えて頂きました。

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