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なぜ介護の仕事を選んだのか。

私は、東京都清瀬市という自然豊かな場所で育った。

清瀬市は、戦前のころから感染性のある疾患の患者さんを隔離する施設があり、結核の療養所や全生園というハンセン病の方々が暮らすコミュニティーがある。

子どものころから、身近に病院や施設があって、夏休みには各施設で行われる夏祭りに遊びに行くのが楽しみだった。

高校生の頃に将来の進路を考えた時、大学に行きたい気持ちはあったが、具体的に勉強したい分野が見つかったら、その時に大学に行けば良いと思っていたし、父親からは今後は手に職をつけた方がいいと子どもの頃からアドバイスを受けていた。母親は看護師だった事もあり、自然と看護師が選択肢に入った。

高校生の頃、とある病院で1日看護師体験をさせていただいた。私はそこで働く看護師さんよりも、不思議と患者さんの生活援助をしていた介護職の人の関わりの方に目がいったし、高校生の時の私には、介護職は患者さんのより身近にいる存在として写った。

恥ずかしながら、看護師だった母親への反骨心で介護職を選んだ部分もあったとは思うが、その日から、私は介護職になろうと決めた。

そしてその後、介護専門学校に通い介護福祉士となった。

介護福祉士になってからの話は、また別に。

そして、看護師になった経緯や看護と介護の個人的に感じる違いも書いていきたい。

これから新しい活動をスタートをする上で、介護職としての原点を振り返り、悩んでいた頃の自分に今の自分は何て声をかけられるだろうか。と考えてみる。

昨日、参加させて頂いたNPO法人 もんじゅミーティングの一人版をやるべく(笑)
過去の自分を救い出すために綴っていきます。




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