『蒼惶』黒川博行2024年25冊目

 京都がメイン舞台の一つになっており、「あの辺かな」と想像をしながら楽しめたのが嬉しかった。
 そして、僕が読んだ黒川作品の中で、もしかしたら物理的な暴力が無い一作。ただ『生きていく』または『足掻く・もがく』中での暴力や策略は最も濃かった。
 その分、終わり方が切ないこと。素敵。

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