『遺稿』立川談志 2024年28冊目

 僕の数少ない自慢に立川談志の独演会に行ったということがある。
 熱心な談志ファンではないけれど、晩年で、今行かないと後悔すると思い、向かった。
 『鼠穴』と何かを演ってくれ、もちろん笑い、談志がここにいるだけで、興奮した。
 
 そして、本作『遺稿』も、すぐそばで演ってくれている、しかも僕だけに演ってくれているように感じるような面白さ。
 本当に面白いことは、ずっと面白い。

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