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4月2日

日記を書くのが心身に良いと言われていたのに、大分ご無沙汰でした。

書きましょう。

療養に託つけた引き籠りの日々が続いていたので、アッパーな話題は殆どないのですが、
その間自部屋を彩っていた遁世のお供を挙げていこうと思います。

少し前に買ってほっぽっといた詩集が三冊。
室生犀星・中原中也・町田康
この中だと室生犀星が一番好きやもしれません。
動物やら色やら、多少はわかりやすいような。

その日の気分で読みやすい作者読みづらい作者が大きく変わります。
活字苦手なんですが、読めるようにはなりたいんですよね。

阿部共実「潮が舞い子が舞い」
押切蓮介「haha」

気がついたらなんでかこの二冊が枕元にありました。
お二人とも鬱展開や刺激が強い展開も描く漫画家なんですが、どちらも滅茶苦茶柔らかい二冊。
無意識に選んだんでしょうねきっと。

そんで音楽。

高田渡
「いつか」 https://youtu.be/cV90yrHNi4Q

「秋の夜の会話」https://youtu.be/w0wYwAwyngM

遠藤賢司
「おでこにキッス」https://youtu.be/NctN7D-igU0

かまやつひろし
「やつらの足音のバラード」https://youtu.be/d1EUwrd0Mmg

カネコアヤノ
「やさしい生活」https://youtu.be/rBLSqKioHXQ

なんとなく全体を包括するような、今の色々な気持ちやらをまとめたった、的な、ざっくりしたことを書きます。ざっくりしたことを書くのが好きなので。

エレファントカシマシの曲が非常に好きなんですけども、たまに聴けない時があって、それはこう、例えば、煩いと感じる時とか、合わせる顔がない状態。聴くのがきつい時があるんです。
その逆も同じでして。

「がんばれ」も「生きてるだけで偉い」もどちらもどちらの主張であるじゃないですか。どちらもどちらの拘りであるじゃないですか。対極でもないんですが、それに奮い立たされたり救われたりする時もあれば、そういう気分ではない時もあるじゃないですか。

今上に挙げた曲?ミュージシャン?は個人的に聴いていて、その辺に転がってる石ころのようで、あるいは生えてる草木とか花とか、風とか、
人間にしてもなんでしょう、何の気なしに通りかかった赤提灯で気持ちよさそうに呑んでる面識ない人たちのような、見知った中ではないのになにやら温かみは感じるような距離感、そうですね距離感だ、この過度に寄り添うでもなく許すでもなく、期待するでもなく甘やかすでもなく、ただそこのちょうどよい距離に、「個」として在る、そういうことで気持ちが楽になる時があるように思うんです。俺は思うんです。

つまりなにが言いたいかというと、なにも言いたいことはないんですが。なにも言いたいことはないということを言いました。
世がこういう状態だもんで、なにをしても、しなくても、なんにしても其々の気持ちがあるもんで、うん、あるなあという、ざっくりとした話でした。好きです、ざっくりとした話。無理せんでいいので。

世間どうこうの前に自分をなんとかせいっちゅう話ですよ。おまえに心配されちゃおしまいよ。
偉そうに個がなんとか書きましたが、ギター弾き語りみたいな曲が多いというだけですねこれきっと。

なんにせよ、しっかり休んで、整えて、色々と探りながら、やっていこうと思います。

日記はちょくちょく書くのがいいな。
書きます。
最後までありがとうございます。
ちょっとでも暇潰しになれば。

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