タマという犬とポチという猫と暮らす。
名前をタマ(チワワ♀14歳)とポチ(キジトラ♀4歳)という。
先住猫ポチがいた我が家に2年前にタマが加わった。
タマは亡くなったボクの母が飼っていた。
父が亡くなった時に一人暮らしの母が寂しくない様にとプレゼントして母と一緒に暮らし始めた。
母はタマをとても可愛がって大切に育てた。
いつも母の膝の上で過ごしていた様な箱入りタマだ。
そんなタマとは、母が亡くなった2年前から一緒に暮らし始めた。
ポチは咲良と言う名前もある。
あるというか、正式な名前で猫に住民票があるとすれば、そこには咲良と記載されている筈の名前だ。
タマがた来た時に、犬がタマなら猫はポチでなければいけないと言ういささか勝手かつ強引な理由でミドルネームとしてポチという名前も付けられた。
だからポチは日本生まれ日本育ちでありながら、バイリンガルの空気もまとっている?。
犬と猫の習性の違いって言うのが、一緒に暮らしてみるとよく解る。
一番如実なのが、食に対するスタンスだ。
ポリシーとも言えるのかも知れない。
タマ(チワワ♀14歳)の食に対するスタンスはこうだ。
「食べ切るっ。どんなにお腹がいっぱいだろうが、そこに食べ物がある限りワタシは全力で食べ切るっ!それが私の生きている証なのっ(キリッ)」ってな感じ。
対するポチ(キジトラ♀4歳)は
「ワタシは食べたいものを食べたい時に食べたい量だけたべるの。美味しいものは美味しく食べたいじゃない?だから美味しく食べるために残しておいて、美味しいタイミングで食べるのがワタシの贅沢(フフッ)」ってな感じである。
このポリシーの違いが、まるで宗教戦争かの様な争いを呼ぶのである。
タマは食べ切るっ。
ポチは残す、そして寝る。
タマはそこに食べ物がある限り食べずにはいられない。
ポチが寝たのを見計らってここが攻め入るチャンスと
ポチの残したご飯をフガフガ食べる。
ポチがフト目を覚まして自分が後で食べようとしていたご飯が無い事に気付く。
ご飯の器を呆然と見つめる。
ひょっとしてコイツかと思ってか、タマの口の匂いを嗅ぎにいく。
タマはやばいと思いつつも逃げたら自分が犯人と言ってる様なものなんで、おとなしく取り調べに応じる。
タマの口から自分のご飯の匂いがして
アッという間に犯人発覚。
ポチの攻撃開始。
猫パンチ、タマは反撃するコト無く逃げ回る。
要約するとこうだ。
タマがポチのご飯を食べてポチが怒ってタマに猫パンチ。
タマが逃げ回る。
書いてる内にどっちが犬でどっちが猫か分からなくなってくる..。
でも今や二匹にとってお互いが欠かせない存在。
いつも一緒で仲良くケンカする。
タマとポチのおかげで我が家は幸せ。
チャンチャン。
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