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最近書いてるもの「場立ち屋」
やーやー。ムロです。(ヘッダー画像は笠松で撮った鬣扇風オールバック誘導馬)
晴れて引っ越しが決まりましてね。大体八月一日より新居にて一人暮らしする予定でございます。結構音を防ぐ仕様の物件のため、Twitterスペース等を活用することも増えるかと思います。
さてさて、宝塚記念も
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![](https://assets.st-note.com/img/1688360369937-ZlXhn8eQkT.jpg?width=800)
終わって上半期G1シーズンも残すところJDDだけになりましたね。
最近はもっぱら笠松に現れているムロなわけですが、笠松を舞台にした1500文字週間連載小説をはじめました。
今回の掲載媒体はノベルアップ+ことノベラさんです。
ペンネームは賞用に新しく誂えました。室矢量と書いてムロ・シリャンと読みます。やりょうでもいいですけどね。
さて、場立ち屋に戻ります。
所謂「予想屋のおっちゃん」の父を持つ弱冠20歳の青年「的井相馬」が主人公。相馬はポケベルとシム無しのタブレット、明日の着替えだけを小さなボストンバッグに詰め込んで単身新冠で武者修行をしていました。
幼い頃より父に引き連れられ笠松競馬場に通い詰めていた相馬は、自身にとって「馬とは何か」を問うため、生産牧場を経営する山河夫妻の家に住み込みで働き、いずれレースに出走する幼駒や繁殖牝馬、繁殖を引退してリードをするボス牝馬たちを世話していました。
そんな相馬にはもう一つの側面があります。
自らに課せられる税金や年金、保険と言った生活費を20歳になる前から馬券購入のルールを破って配当金で生活しているギャンブラーという側面が。
ある日、相馬のポケベルに着信。
「11 9 10 49 090~」
見知らぬ番号の相手は幼馴染にして元騎手、現記者の多嘉良駿でした。
駿は、相馬の父「的井大和」が末期がんであることが判明し搬送されたこと、もはや長くはないことを伝えました。
笠松へ飛び戻ってきた相馬は憔悴したまま、昔馴染みの県営組合を相手に父が立っていた予想屋「的井」を引き継ぎたいと直談判。
相馬は予想屋として、一歩ずつ歩み始めていきます。
その一歩が、不祥事から復活を図る笠松競馬場と一頭のサラブレッドを交え、大きな脈動を生み始めていく。
と、いう筋の小説です。競馬とラブコメをメインに、雰囲気としては朝の連続テレビドラマ小説風をコンセプトに置いています。
相馬に想いを寄せるも、自らの性別に悩む駿と一度は袂を分けた相馬のコメディ混じりの恋愛模様もあり、ここら辺は僕が書きたかった恋愛もののデザインを引っ張ってきています。
やりたいことをいっぱいいっぱい詰め込んでいる。
JDDの私の本命(ゆめ)は「マンダリンヒーロー」です。
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