AG01、AG03MK2、ZG01 三機種実際に使った感想・比較
はじめに
配信や通話をするにあたってミキサー選びに迷っている方は多いと思います。
かくいう僕もその一人でした。
そしてタイトル順にYAMAHAの三機種を買ってしまったので実際に使用した感想を述べておきます。
タイパ重視の方のためにまず結論を言います。
ZG01最高です。
以下それぞれの良い点悪い点書いているのでなにかしらの助けになれば幸いです。
〈そもそもオーディオミキサーってなに?という方に説明〉
ゲームやPC、スマホからの音を一緒くたにしてイヤホンから聞いたり、コンデンサーマイク等をPCにつなげることができたりする機材です。
これによってゲームしながら通話等がやりやすくなります。
配信をしたい時もマイクの調整等が便利になるので買って損はないと思います。
AG01
まずは一時期話題になり売り切れ続出の人気商品となったこちらの商品。
マイクとミキサーが一体となっています。便利そう。
製品情報↓
・購入経緯
定価29,700円というなかなかのお値段がするこいつ、発売当初は品切れで転売すらされてました。
当時belkinのタコ足(マルチイヤホンスプリッター)を使っていた僕はこれは買いだと思いすかさず購入。
今現在は2万円ほどで購入できます。
・良かった点
1.これで完結している
いろいろ買わなくて済むのでそこは便利です
︎︎2.つまみが便利
本体正面についているつまみが感覚的でとてもよかったです。
ゲームの音量、イヤホンから聞こえる全体音量をそれぞれ調整できます。
マイクのミュートもボタンで一発。
買う決め手になるとしたらこの部分と価格ですね
・悪かった点
1.リバーブの性能
エコーとかで遊べると期待していたのですがほぼわからないレベルでした。
まあ使わない機能なので気にしなくていいと思います。
2.見た目がTE〇GA
これは賛否両論ですがときどき耳にします。
僕はこちらのポップガードをつけていたので特に気にはなりませんでした。
3.でかい。
ミキサーとマイクが一体化したならコンパクトになるだろうと思いきやでかいのです。
スタンド運用の場合見た目が終わってます。
こんなのが机の上にあったらデスク愛好家からしたら発狂モンです。
ただマイクアームに取り付けれるので配線うまい人は何とかなると思います。
4.ノイズが入る
これが一番の問題で、Switchやスマホの音声をミックスするためにいろいろケーブルをつなげると特定の状況でノイズが入ります。
グランドループという現象が起こっている(詳細は調べてください)せいなのですがひじょーに不快です。
まあAG01のせいというよりこういう機器の宿命です。恐らく。
解決策としてはグランドループアイソレーターというアダプターを使います。
少し音が窮屈になるので僕は苦手です。
最悪ノイズがでかすぎると抑えきれずサーっという音が入ります。
AG03MK2
続きまして大人気ド定番のAG03です。
製品情報↓
・購入経緯
AG01を売ってこちらを購入したのは、
・AG01の不満点が解消されるのではという期待
・マイクを買ってもAG01と同価格な上いろいろできることが増えそう
・ガジェオタとしての興味
といった理由です。
それとコンデンサーマイクはタッチノイズ等が乗りやすいので基本触らないほうがいいのですが、
AG01はミュートするときとかどうしても触っちゃうので気になってたんですよね。
ちなみに僕はAG03MK2 LSPKというコンデンサーマイクのYCM01がセットになったものを購入しました。
本題から逸れますがマイクをアームに逆さで取り付ける場合YCM01はおすすめしません。
電源が入ると画像のように青いライトが光ってかっこいいのですが、
逆さで取り付けるとちょうど目の位置にきて眩しいです。
・良かった点
1.見た目がかっこいい
これにつきます。
黒色を買ったのですが正直テンション上がります。
このあとZG01を買うにあたり売るのですがちょっと惜しくなるくらいかっこいいですね。売るんですけど。
2.マイクを選べる
当たり前ですがAG01は一体型だったので。
オーテクだのshureだのなんでもつけれます。
・悪かった点
1.AG01と変わらん!
見た目的にめっちゃいじれるとおもうじゃないですか、やれることAG01と変わりません。びっくりです。
2.音量調整ができない!
AG01で非常に便利だったつまみでのゲーム音、全体音量の調整ができません。
わざわざSwicthやPC本体のほうで調整しないといけない、これは明確に不便です。
誤解ないよう書いておくとマイク入力の調整、ミュートはできます。
3.ノイズは変わらず入る
AG01は一体型だからノイズが入ってしまったのでは?と考えていましたがAG03でもグランドループが解消されるということはありませんでした。無念。
・AG03がおすすめな人
ギターとかピアノをミッスクする人。
ゲーム、配信で使うなら正直微妙です。使わない穴だらけです。
後述するZG01が良すぎただけかもしれません。
ZG01
大本命ゲーム/配信用オーディオミキサーZG01です。
今回の記事はこいつのために書いたといっても過言ではありません。
製品情報↓
・購入経緯
AG03mk2が不満だったのでいろいろ探してみたところこいつを見つけました。
僕のすべての悩みが解決した神機材です。
定価31,900円とそこそこしますが全然出す価値あります。
・良かった点
1.ノイズがない
構造上グランドループが発生しません。
PCからの音声はUSB Type-C(電力供給兼)、ゲーム音声はHDMIで取り込むためそのままの音が聞こえます。
この機種の最大の特徴はこのHDMIパススルーにあると思います。
HDMI入力が2口あるのでこのようにSwicthとPS5を繋いでスイッチャーとして機能し、キャプボを取り外すことなく録画できます。
僕はSwitchとテレビのチューナーをつなげて切り替えてます。
あとこれは完全に私情なのですが僕のPC、キャプボからのゲーム音がなぜかバグっておりめちゃくちゃ困っていたところ、
ZG01に入力された音をOBSにミキサーすることで完全に解決しました。
まじで感謝です。
2.操作がしやすい
・マイクボリューム
AG03のようにフェーダーで調整できます。
ミュートも一瞬です。
・マイクゲイン
・ゲーム(HDMI)からの音量
・PCからの音量
・全体音量
これらをつまみで調整できます。
めっちゃ楽。
ストリームデック要らずです。
・マイクミュート
・HDMI音声(ゲーム音)ミュート
・HDMI接続(SwitchとPS5とか)切り替え
・スピーカー/ヘッドホン切り替え
こちらもボタンひとつで切り替えれます。
3.配線がきれい
この通りケーブル類は全部背面にあるためすっきりします。
AG01、AG03では考えられません。
デスク教信者もこれにはニッコリ。
イヤフォン端子、AUX入力は前にあるので使いやすい。
4.ZG Controller
専用ソフトです。
出力や入力、イコライザ等いろいろ調整・設定できます。
・悪かった点
ほぼないのですが強いて言うなら
1.一部ボイスチェンジャーが微妙
この製品にはデフォルトでアルトやソプラノのボイスチェンジャー機能がついていますが正直無料クオリティです。
まあ使わないので支障はありません。
対してエコーやRadio voice、Songといったエフェクトは全然遊べます。
2.カラーリング
白色を出してほしいです。本当にお願いします…
黒はホコリが目立つので少し気になります
総括
ZG01>>>AG01≧AG03mk2
AG01とAG03mk2は好みです。
ゲーム音量とかを手元で調整したい人・コンパクトさ重視の人はAG01、
マイクを分離したい人・かっこよさ重視の人はAG03mk2的な。
以上、YAMAHA3機種比較でした。ありがとうございました。
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