家計が貧しく国公立大へ進学する方へ
Twitterでファボが多かったので、しっかり掘り下げて記事を書いてみよう思う。
注釈:この記事で書くことは、個人でまとめたことなので、間違いも等あると思います。
間違いや変更等ありましたら、指摘などお願いします。
私の経験談
そもそもこのネタを語るうえで、私自身の経験談を話しおこう。
私、大学(地方駅弁)、修士(旧帝)である。
ここで、地方駅弁か旧帝かを書いたのはのちに受けられる恩恵が違うから書いてみた。
大学進学に関して、私は当初希望通りの進路に行けずに浪人しようとしていた。
進学した大学も後期試験で、合格が決まり半ば自暴自棄になり進学を決めた、そんなやる気のかけらもない中、入学金や授業料を安くできるなんて考え欠片もなかったのである。
第一種奨学金は、当時書類をそろえるのは苦手だったが、苦労して何とかそろえた。
父にとれと言われたのだ……
生活費ために借りてくれということだった。
また、当時私は、大二病(大学二年病)というやつで難しい講義や専門性が高い教養科目を取りまくっていた。
結果、教養科目の単位を落としまくり、GPAは、2年時で1.8程度になってしまった。
経済状況として、進学8か月で転機がおとづれる。
母がいろいろ問題を起こしたり、病に伏したりで、急に学費の工面が難しくなったのだ。(当初は学費は払ってもらい奨学金で生活だった)
授業料免除の申請をしようとしても、成績が足りないと明らかに気づく。
自分はいろいろ間違えたと気づき改心するも、GPAをあげるのには、もう手遅れでバイトの量を増やす羽目になった。
お陰で2年生の一年、運よく単位はあまり落とさなかったが、体調は崩しまくった。
なので、三年から第二種奨学金を追加でとることにし、バイトの量を抑えつつ、大学生活を送ることになったのだ。
修士になってから
他大学に進学したのもあるが、学部の成績がリセットされる強みもある。
修士進学時は、入学してから授業料免除の申請を出すことにした、実は入試の生成が悪かったので、入学金と前期の授業料の免除申請はしていなかっただが、修士1年の前期で、SかAを取りやすい講義を優先的に選んだため、修士1年の後期の申請から卒業までは授業料免除を受け続けることになった。
振り返って
のちに気づくが旧帝と地方国立レベルだと、授業料免除の要件が違ったりする。
僕の学部時代の大学では、授業料免除は、親の収入とGPAがたしか3.0-3.5以上という条件があった。(これもGPAの明記はなく当時事務まで、ききに行った覚えがある)
修士時代は具体的に明記はされていなかったが申請者で落ちた人は周りにいなかった。
断言はできないが、授業料免除は旧帝の方が取りやすいと肌感で感じたはした。
実際、明らかに学部と修士だと授業料免除を受けている人数が違った。
詳細説明
・第一種奨学金の書類集め始めましょう
・保証は機関保障にしましょう
・入学金免除は出すだけ出しましょう
・授免を取りたい旨を学科の生徒指導の教員へ相談をしましょう
・まずは受けたい講義より卒業要件単位集めとGPA上げに専念しましょう
5条件の詳細を詳しくまとめようと思う。
第一種奨学金の書類集め始めましょう
自分の経験談でも書いたが、奨学金にしても授業料・入学金免除にしても、そろえる書類が多いのだ、入学が決まったら、第一種奨学金だけでなく、入学金・前期の授業料免除へは、すぐ動いてほしい。
保証は機関保障にしましょう
これは、社会人にならないと恩恵はわからない。
まず奨学金の保証制度には、人的保証と機関保証がある。
人的保証:親戚で、連帯保証人と保証人を一人づつ立てる。
機関保証:奨学金の一部を保証料として、保証機関が連帯保証する制度
単純に考えると貰える額が機関保証の方が少ないだろと思われるかもしれないが……
貧乏な家庭の場合、親戚も貧乏なケースが高い、そうすると卒業した後に、働きだして、保証人になってやったことをいい分に金を貸せなどをいってくる親戚もいたりする。
そんな親戚に恩をきせないために必要な制度だろう。
ちなみに、あまり書いてはいけないが、奨学金は受けている本人が亡くなれば、連帯保証人、保証人ともに返済義務がなくなる数少ない借金でもあるので、真面目にしてさえいれば、自分がなくなった時に迷惑がかかるなどで、気に病むことではない。
また、奨学金は、卒業後10年以内なら、返済の猶予、減額申請もきくので、自分の収入に見合った返済計画を新社会人ときに考えればいいと思う。
授免を取りたい旨を学科の生徒指導の教員へ相談をしましょう
大学には、必ず事務に奨学金や授業料・入学金に関する相談窓口を設けており、また各学部や学科には、生徒指導などの担当の教員が必ずいます。(あくまで国公立の話、私立は知りません。)
僕の学部時代のように気が付けば、授業料・入学金免除の申請ができない状況になると週6バイトのちに深夜大学に行き、レポートを書いたり、院試の受験勉強をする羽目になります。
僕は学部の4年間、ほぼ土日も連休もありませんでした……
また最悪の場合、学費の工面ができずに休学や除籍など自体になるとシャレになりません。
まずは受けたい講義より卒業要件単位集めとGPA上げに専念しましょう
これはそうです。
インテリぶってないで、ネットや先輩に聞いて楽な授業を受け、よい成績を取ることにまずは専念しましょう。
また、専門科目で難しい講義もあると思うのでリソースはそこに割きましょう。
また、講義を受けるだけなら単位を申請をしなくてもいいのです。
受けたい講義があれば単位の申請をせずに受けましょう。
追加項目
給付型の奨学金を調べること
この意見もありました。
僕も、学部時代受けられないか調べましたが、僕のところでは、都合のよい奨学金はありませんでしたが……
修士の同級生や先輩で、地元の奨学金や大学から給付型の奨学金を受けていた方はいたので、積極的に調べてみることをお勧めします。
飛び級制度があるので、GPA3.5以上を目指す
ここまで超人なケースは稀だと思いますがものすごくできる人は考えてもいかもしれないですね。
高校から飛び級で大学入学したという友人も2人知っています……
では、よいキャンパスライフを
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