ほっこりアニメ感想 ~映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ~
🔶すみっこたちのやりとりを実況🔶
すみっこという非常にゆるいキャラの集まりでほっこりとした内容が展開される。
キャラクターの輪郭を太く、やや薄く明るめな色彩でサンリオにすらも登場しそうなメルヘンなテイストで
醸し出されており、ほこりでさえも可愛く描かれており、エビフライのしっぽをキャラクターとして取り入れる
センスはかわいいながらもなんとも言えない凄まじさを感じさせる
キャラは全員しゃべらない代わりにナレーションが実況するような形をとっていることが印象的。
5歳児ぐらいの子供が見てもよさそうなものだが、メンタルがボロボロな大人が
みても十分に楽しめる…というか癒されることだろう
物語はいきなり本の世界に入り込みものが物語の住民として登場するというもの
『桃太郎』や『赤ずきん』『人魚姫』などの大衆に認知された童話を
すみっこたちが演じるとこういう風になるよといった感じ。
最初はの童話の世界の場面がコロコロ切り替わるのが少し気になったが
それぞれの童話が同じようにつながっているらしく後半にはまとまるようになる。
ただ童話だけでなくオリジナルの話も少し付け加えられ、やさしさに包まれながらも
切なさも少し感じさせるものとなりシンプルに良質な作品と言える。