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青森県立美術館

はじめに

青森県立美術館は、多彩なコレクションや展示を通じて訪れる人々に感動と創造の喜びを提供しています。伝統的な美術から現代アートまで、幅広いジャンルの作品を収蔵しており、芸術の進化と多様性を体感できる施設です。
本記事では、その魅力的な美術館についてご紹介いたします。

場所とアクセス

青森市にあり新幹線の新青森駅から車で10分程度の場所にあります。バスで行くこともできますが後述する三内丸山遺跡もめぐることを考えると車がおすすめです。駐車場も広く迷うことはないと思います。

展示コレクション

青森県立美術館では、定期的に特別展示を開催しています。これらの展示は国内外の有名なアーティストの作品やテーマ性のあるコレクションを紹介し、芸術の最新動向を知る良い機会となっています。また、常設展示では地域の芸術家の作品や青森に関連する芸術に焦点を当て、地域の文化と芸術の価値を伝える役割も果たしています。

広々とした敷地にある青森県立美術館

私が訪問した2023/7は庵野秀明展をやっていました。

特別展示 庵野秀明展

庵野氏は若いころからウルトラマンの自主制作やっていたりして、天才の熱量は飛びぬけているなと思いました。

庵野秀明展

青森県立美術館にはアレコホールと呼ばれる巨大な展示室があります。訪問時はシャガール(1887-1985)によるバレエ「アレコ」の背景画が展示されていました。写真では伝わりにくいですがその巨大さに圧倒されます。

バレエ「アレコ」の背景画 第3幕 ある夏の午後の麦畑
バレエ「アレコ」の背景画 第4幕 サンクトペテルブルクの幻想
バレエ「アレコ」の背景画 第1幕 月光のアレコとゼンフィラ
バレエ「アレコ」の背景画 第2幕 カーニヴァル

青森県立美術館には、弘前市出身の奈良美智氏の作品が多数収蔵されています。

奈良美智 パフ・マーシー

中でも「あおもり犬」は美術館のシンボル作品として有名です。奈良美智氏は「ともだちがほしかったこいぬ」という絵本も出しおり、この本を見てから行くとベターですね。作品は一旦施設の外に出てぐるっと回れば近くで見ることができます(冬季は施設内からガラス越しにしか見ることができない模様)。また屋外にありますが休館日の際は見れないので注意です。

奈良美智 あおもり犬
奈良美智 あおもり犬

最後に、青森県立美術館のそばにある三内丸山遺跡も訪問してきました。美術館から車で5分もかからないので一緒に訪問する人が多いです。2021年に世界文化遺産に登録された縄文時代の遺跡群が見れます。施設内の展示と屋外の遺跡がありますが1時間ぐらいで見て回れると思います。

展示施設
大型掘立柱建物復元
大型掘立柱建物跡

まとめ

青森県立美術館は、歴史と現代が交錯するコレクションと展示を楽しみながら、訪れる人々に感動とひらめきを与える、青森の誇る美術の宝庫です。また奈良美智ファンなら必見です。
三内丸山遺跡とセットで青森観光の際には候補の一つとして検討してみてください!