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夢と "ここ" との境目の常連



耳が詰まりやすい



耳が詰まるというのは、
飛行機に乗ったときやエレベーターで高層階に向かったとき、
耳の中がぼーっと、聞こえづらくなる感覚


それ以外のときも、よく耳が詰まる



よく、"ここ"から離れることがある


特に、人の話を静かに聞いているときに、
"ここ"から離れるのが得意だ


いつのまにか、わたしが"ここ"から遠ざかり、
"ここ"だと思っていたところが、
「そこ」や「あそこ」や「あのとき」になっている



思い返してみると、
世界からの離れかたは一律ではない


時間のレールから離れるときもあるし、
空間のときも、
ひいては自分の肉体から離れ、人間でいることを忘れるときもある



離れた先では、どうしてるのかわからない

あんまり覚えていないから

ただ、ぼーっとしている、耳が

「耳が詰まっていること」

それが"ここ"とは違うところにいるときに
共通している感覚



少しだけ、語弊がある

耳が詰まっているのは、
"ここ"の近くに戻ってきたときに、
はじめて気がつく

あ、帰ってきた、って



新幹線や、飛行機で、遠くの街から戻ってきたとき、眠気まなこで自分の街をとらえる感覚と似ている
あ、ここが "ここ" だ、と



耳が詰まりやすい


それは、ここじゃないどこかと、”ここ"を、つないでくれている、いまのところは

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