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【勝手にポートタワー再開おめでとう企画④】20170811-13 神戸の思い出・中編

前編後編にするつもりでしたが、2日目が結構盛り沢山なので中編にしました。

2日目、朝食のコーヒーがやたら美味しかった。
10時前にホテルから出て北野異人館街(北野・山本地区)へ。
土曜日なのもあり、店はまだ閉まっているところが多いですね。

ゆるやかな坂道が続く穏やかな雰囲気の通り

この洋館は旧・シャープ住宅。1903年築で1980年に重要文化財に指定されたそうです。

シャープ邸の側には楽器を演奏している人の像が置かれている公園があります。

さすがジャズの街です

小高い場所から降りて、市営地下鉄・新神戸駅へ向かいます。

「長田に行って鉄人28号のモニュメントが見たい」とかねがね思っていたので、ここから新長田駅へ行くことにしました。

長田は、あの震災で甚大な被害を受けた場所です。駅周辺を見る限りは、その痕跡はほとんどありません(あくまでパッと見ですけど)。

鉄人が居る若松公園。

思っていた以上にデカくてびっくり。
『鉄人28号』の原作者は神戸市須磨区出身の漫画家・横山光輝さん。地域活性化と復興のシンボルとして2009年にモニュメントは完成しました。
一度派手に落書きされたことがあり、再度色を塗り直したそうです。

この角度だと「長田の街を見守っている」ように見えます

そこからまた地下鉄に乗り、ハーバーランド駅で降りてみた。

地下をふらふら彷徨っていると、ずいぶんレトロな場所を発見。
この「メトロこうべ」は1968年開業、高速神戸駅と新開地をむすぶ地下街です。

卓球場があるんですよ、ここ

地上に出ると、そこは新開地。「おぉ〜!これが噂の(?)新開地か!」って感じでしたね。
ここは今でこそ三宮・元町にポジションを譲りましたが、1950年代まで神戸一の繁華街でした。東京で言えば浅草ですね。

アーケードの脇に逸れると、こういうディープな店が点在しています。

こういう空間、大好物です

道をまたいだアーケードの反対側の通りでは「ボートピア神戸新開地」と「神戸アートヴィレッジセンター(現・新開地アートひろば)」が横並び。
商店街のど真ん中にある「三和ホテル」の料金に目を疑ったり。
こういうカオスなところも新開地の魅力です。
毎年5月には「神戸新開地音楽祭」というのが開催されているようです。

新開地を堪能した後は三宮へ戻り、そこからポートライナーで南公園駅へ。
ずっとUCCコーヒー博物館(現在休館中)へ行きたかったんですよ。

ポートライナーの最後尾の窓からは海と山が一望できます

そろそろ夕刻。急いで王子動物園駅へ向かい、タンタンに会いに行きました。
飼育員さんが用意した氷のケーキを食べるタンタンが見たかったのです。

その後も色々ありましたが割愛します。
なんかこう見ると随分盛り沢山な一日でした。これも大切な神戸の思い出です。