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「地域を色で表す」とは?3月村民集会ファシリテーター 羽賀優希さん【告知/3月/村民集会/東京・早稲田】

村民のみなさま、初めまして!

3月20日に「地域を【色】で表現してみよう」というワークショップをやらせていただきます、羽賀優希です。

1. プロフィール

神奈川県出身、4月からは大学2年になります。
普通の小学校生活を過ごしていた6年生の時、父の仕事の関係でインドに行くことになりました。突然のインターナショナルスクール、最初はアルファベットもろくに書けなかったのですが3年あれば大丈夫でした笑。生活は停電は日常茶飯事で、ある日突然蛇口から泥水が出てきたりとハプニングだらけの毎日でしたが刺激的ですごく楽しくて、インド大好き人間になって帰国しました。
その後は私立の帰国子女が多い高校に通い、今の大学生活に至ります。

2. 最近取り組んでいること
大学では「デザイン」と「地域」の両軸を学びつつ、サークルで茨城の地域アートイベント(MMM:みなとメディアミュージアム)に関わったりしてきました。学外ではNPOでインターンをし、川崎の高校生のやりたいことを応援する中長期型イベント(川崎ワカモノ未来PROJECT)の運営を行なっています。
今は自分の興味関心に正直に、少し寄り道しながらも、「色」を用いて「地域」を表すことの意味やその可能性を探っています。

3. 「色」に興味を持ったきっかけ
そもそも色に興味を持った大きなきっかけはインドの町の鮮やかさでした。民族衣装であるサリーや、家の色など、インドの街中は鮮やかな色があふれていました。一方、日本に戻ると主に都会では無機質な色が多く、「なんでこんな違うんだろう?鮮やかな方が楽しいのに」と感じたことがきっかけで色が持つ効果や、伝統色などに興味を持ち始めました。
しかし、過去を振り返ってみると、小学校の時から教科ごとにノートに使う色をきちんと決めていたり、色鉛筆をグラデーションに並べるのが好きだったり、昔から色に興味があったのだと思います。
今では独学で色彩検定を受けてみたり、時々散歩しながらカラーハンティングをしています。

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(MMM)

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(川崎ワカモノ未来PROJECT)

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4. 「地域」に興味をもったきっかけ

「地域」について考え始めたのは、高校入学を機に引っ越しをした時です。新しい地には知り合いが一人もおらず、そこで初めて地元の暖かさ、安心感、そして地域コミュニティーの大切さを感じました。
また、高校は帰国子女が多い学校だったため、「地元」と呼べる場所がある人は少数派でした。地元では駅前のコンビニに行けば誰かがバイトしていたり、「あ、ここは誰々の家だ」と思いながら横を通る。そんな地元での日常に誇りを感じたとともに、地域コミュニティーが根強い日本の地方にも興味を持ち始めました。

5. この二つを組み合わせようと思ったきっかけ
「色が持つ力をもっと広めたい」という思いと、「地方を含めて日本のいろんな地域の個性を見たい」という思いあり、これらを一緒に何かできないかと考えていたところで「ブランディング」にたどり着きました。日本の地域でも「シティプロモーション」などを見ていくと個性的な取り組みをしているところがたくさんあります。

例えば静岡県の島田市では「島田市緑茶化計画」と称したシティプロモーション戦略を行なっています。その一つに「緑茶色」を効果的に用いて市役所前のポストなどを「緑茶化」(緑色に染める)しています。

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このように、地域の中で「地域色」があり、それが定着すればチームカラーのように愛着心が芽生える効果が発揮できるのではと思いました。
また、その地域色が地域の魅力を表す色であれば、地域外の人も「色」から新しい地域と出会うことができます。

その第一歩として「地域色の決め方」を模索していたところ、今回のワークショップをやらせていただけることになりました。

6. 参加者へメッセージ
ムラツムギ代表の前田くんからお話をいただき、初めてこのワークショップを行います、楽しみです。
参加者のみなさんとお話ししつつ、楽しみながら「色で地域の魅力を表す」ことの可能性や意義などを一緒に見つけていきたいです。
参加お待ちしております!


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