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野村+羽入→??? ひぐらし解の真黒幕・野村の正体を考える【ひぐらしのなく頃に業 考察】

電波を受信したので今日もせっせか小噺的考察を書いている。

村上都並です。

前回の小噺考察を書いていた際、「そういや昔野村の正体考えてたことあったなぁ」とふと思い出し、仕事中にぼんやり考えていた事をまとめてみた。

注意

一応整合性は取れるかと思われるが、ぶっちゃけ前回よりめちゃくちゃな妄言なのでご了承願いたい。

そしてもう一つ、当noteにおいて「ひぐらし業」の考察にあたり、「ひぐらし」のみをご覧の方への配慮、及び自分の考えにより、出来る限り作品内で完結する言葉等で表すといった心掛けをしているのだが、今回「うみねこのなく頃に」の言葉を用いることをご理解の上、お読み戴きたい。
申し訳ないが、これについてはどうしても「うみねこ」内に存在する上位存在や、魔女の名前を出すことが必須になってしまうのだ。

本題

今回の議題は野村(高城)の正体となる。

なぜこの話を考えたかという話なのだが、今作における黒幕を考える際に、まずは前回までの黒幕に立ち返る必要があると思ったからだ。

・ゲーム盤やGMの話

そもそも“ひぐらしのなく頃に”各編はあくまでもゲーム盤の内で行われており、主に上層世界にてうみねこのメタ世界になぞらえて、GMフェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ(羽入の本来の姿)の元、魔女フレデリカ・ベルンカステル(梨花)と魔女ラムダデルタ(鷹野)が戦う構図とされている。

そしてフェザリーヌの記憶装置に損傷し羽入となりゲーム盤を放棄、ベルンカステル側の勝利条件が不明瞭なまま、ゲームのみが進行し続ける。

これが祭囃し編までの上層世界間の話となる。

・ラムダをゲーム盤に上げたのは?

上層世界においてはGMであるフェザリーヌということは明白である。

そしてひぐらし本編、盤上の世界では誰だったかと言えばそう、野村である。

・つまり…どういうことだってばよ…

盤上で起きていることは、上層世界でもなんらかの事象があることを表す。
これはうみねこの各EPのゲーム盤とメタ世界の繋がりと同じである。

そしてヴァンダイン二十則の

十. 犯人は物語の中で重要な役を演ずる人物でなくてはならない。最後の章でひょっこり登場した人物に罪を着せるのは、その作者の無能を告白するようなものである。

という項目、これは物語の黒幕にも当てはまるのではないだろうか。

野村は作中で一見ポッと出に見えるが、仮に野村もフェザリーヌの一部であるとしたら、最初から我々に犯人は提示されていたことになる。

・野村の正体は…

梨花の勝利至る条件には鷹野の存在がマストである。

これは賽殺し編で描かれていることから分かりやすいだろう。

鷹野の意思も必要だが、野村により救い上げられることも必要であり、野村の行動はベルンカステル側の勝利条件を満たすためのものと取ることは出来ないだろうか。

このことから、私はフェザリーヌが記憶装置になんらかの障害を受け、その影響がゲーム盤に表れた結果、野村と羽入に分断され各陣営に分かれたと考えた。

つまり野村+羽入→フェザリーヌとなり、ひぐらしの真なる黒幕はフェザリーヌ(羽入)ということになる。

そして今回の業では、羽入は残り香でしかない。

羽入がフェザリーヌに戻りかけているのか、はたまた別の黒幕か………

“ひぐらしのなく頃に”は、うみねこのなく頃にの偽書な縁寿やヤスに向けられていたように、フェザリーヌが梨花に向けた物語なのだろうか

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今回はここまで。

野村もまた羽入の一部であるという考えに至った時は、どうひぐらしのワードのみで完結させるか悩んだのだが、今回は申し訳ないが私の力不足としか言いようがない。

分からなかった場合、うみねこの原作や漫画、そしてネットに散らばる考察記事を読んでから、また読んでいただきたい。

これらの考察や思考は皆様の考察を否定するものではありません、皆様の考察の一助になれば幸いです。
誤字や明らかな矛盾、質問等ございましたら当Twitter(@snails892)までご連絡願います。

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