見出し画像

タップダンス体験ワークショップ

#ムラコラム

豊洲での体験ワークショップもついに今週が本番に。

初めて継続・発表型のワークショップを開催しましたが色々と気づいたことがあるので書き留めておこうかなと。

・体験ワークショップの内容に関して
・体験ワークショップの企画自体の可能性に関して


この二つについて書きます。

まずワークショップの内容に関して。

タップダンスを知らない子供たちにとって、タップシューズを履くという経験自体がちょっと不思議で面白いこと。
自然と足を踏み鳴らして、音を出すことは知らず知らずのうちに、自分の中の何かを放出しているのだと感じました。

例として、ほとんど喋らない、コミニュケーションとるのが恥ずかしいという男の子が一人いました。
その子は、全体の中ではあまり前に出るようなタイプではないのですが、一人一人が前に出てきて、自由にステップしてみてといった時に、力強く足踏みとジャンプ、ステップをしました。
僕自身びっくりしたのですが、彼の中では内に秘めたものを音に乗せれていたと感じて、とても感動しました。

いろんな性格の子がいる中でもそれぞれが持つものが足音にダイレクトで出ていて、タップの醍醐味を改めて感じました。



レッスン内容としては、
①タップの基本ステップの練習(ボールヒールやシャッフルステップなど)
②コール&レスポンス(リズムの真似っこゲーム)
③歌を足踏みでリズムとる

などなど、
こんな内容を軸に、途中でゲームを挟んだり、みんなの話に耳を傾けたり、なんやかんや試行錯誤しながら
集中力が途切れないようにやることを心がけてやっています。

タップダンスの面白さにはフェーズがある気がして、
・まずは純粋に足を踏み鳴らして音が鳴るシンプルな面白さ

・それにリズムが乗って、音楽の面白さに気づく

・そこから足の順番を覚えてステップや振り付けができるようになる面白さ

・みんなで一緒に音を出す楽しさ

などなど…
それぞれ、どんな感覚でタップが楽しいと思うかは違うと思うのですが、どれも正解であり、表現でありながら、それぞれのタイミングで感じることが変わっていくのかなと。

そして、そこからさらにタップの奥深さを感じ、学び、深まっていくのだと思っています。

ざっくりですけどね、、、


タップだけをずっと教えるというよりも、レッスンの場自体がその子たちにとって安心できる場所で、自分が出せる場所になって欲しいなと思っていて、
そうすることで、タップダンスをやる事も自分の表現としてしやすいものになるのではと、、、考えながらやっています。。
(勿論そうじゃない一面も必要だと思うのですが、、僕の中では、まずはそれが大前提にする。それが一番しっくりきているのです)

そんな感じでタップダンス体験教室in豊洲は最終的に13名のメンバーとステージを作ります。(本番参加できない子も最後まで頑張って練習してくれました!)

僕にとってもみんなにとっても、新しい何かが生まれる時間になればと思っています!!

体験ワークショップの企画については、また別日に書きます。


※ムラコミ(ムラタップファンコミュニティ)に掲載している記事

※豊洲公園タップダンス体験ワークショップ

タップダンスをより多くの方に知っていただくための活動資金(様々な土地でのライブ・ワークショップの経費)にさせていただきます。よろしくお願いいたします。