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②アンディのアメリカ便り


ニューヨークへ来て、2ヶ月半が経ちました!
ちょっぴりバタバタしていた日々も落ち着き、安定したリズムの日常を送っています:)

というか、僕がニューヨークで実現したかった生活はほとんど叶えられてしまって、ちょっぴりポカンとしています。
このまま好きなだけ滞在して次の旅へ出ることもできるし、日本へ帰ることもできる、という状態なのです。

言い換えると、ニューヨークが一つの活動拠点、現実的なホームになり始めています。

そんなふうに幸せな毎日を過ごしている今、ある種の悟りを開いたような感覚があって。今回のお便りは、そのことについて書いていきます。

「あとはもう、愛していくだけでいいんだ」と思う


NYへ来て2ヶ月が経った日、電車に乗って海辺の街へぶらり旅をしました。
大西洋を眺めながらそれまでの日々を振り返ったとき、「もう、僕が欲しかったものはほとんど全部、与えられているな」と感じました。

今働いているカフェ&バーに出会って、ファンになってくれるお客さんや、友達も増えて。
正直、新天地でこれほどの幸せを形にできるとは想像していませんでした。

改めて僕は運が良いというか、人との縁に恵まれているなと再認識して。
「どうしてだろう?」と考えたとき、一つの答えというか、仮説が浮かんできたのです。

「これだけの幸せをいつも与えてもらえるのは、僕が人を愛しているからなのだろう」、と。


誰かを喜ばせたい、みんなで楽しみたいという気持ちに従って生きてきたし、生きているから、神さまが味方してくれてる気がして。

「だから、あとはもう、愛していくだけでいいんだ」と。昼下がりの潮風に吹かれながら思いました。


この頃よく、もし半年後に死んでしまうとしたら、残された人生をどう過ごしたいだろうって考えます。

少し前までは世界中を旅して、大好きな人たちと過ごして、「幸せだったな」と噛みしめながら最期を迎えたいと思っていました。
でも最近は、半年後にこの世を去るとしたら誰かに、世界に、分かち合えるだけのものを残したいと強く思うのです。

しばらくバタバタしていて、表現することから遠ざかっていたけれど。そろそろ、僕が残したいと願うものを届け始めようと思います。
ある程度溜めて一気に放出するタイプなので、もう少し時間はかかりそうですが:)

おわりに

「この先、どんなふうに生きていきたいんだろう?」と想像する機会が減りました。
自分を安心させるために未来を計画したり、お金について考えることも少なくなってきた。

それよりは今、目の前に流れる日々の中で。どうしたら誰かを喜ばせられるか、世界を愛せるかということばかり考えています。
その気持ちに従っていれば、何もかもうまくいくだろうと確信しているから。


要するに、マリオでいうスター状態のアンディより。


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