【AIR】住宅政策の基本方針「住生活基本計画」のアップデート
平成28年度から平成37年度の10年間に渡る国の住宅政策の基本方針となる「住生活基本計画」が策定から5年経過して中間の見直し時期を迎え見直しがなされていました。その見直しが図られた新たな計画が先日閣議決定されました。「住生活基本計画」はこれからの住宅政策の方向性を示す1つの目安となるものです。そこで見直しが図られどのような変化があったのか見ていこうと思います。
・政府、脱炭素社会へ省エネ化推進 住生活基本計画を決定
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021031900382&g=pol
まずは平成28年度に公表された基本計画がどのようなものであったか振り返りますと今後の社会変化に対して次のような課題認識のもと策定されていたことが分かります。
・住生活基本計画(全国計画) 平成28年3月
https://www.mlit.go.jp/common/001392041.pdf
・国土交通省報道発表 新たな「住生活基本計画(全国計画)」の閣議決定について
https://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000106.html
ここから先は
2,416字
/
2画像
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?