【AIR】臨海部のアーバンライフに舟旅通勤という新しい選択肢
朝の出勤時間、自宅近くの品川浦の船だまりから釣り用の小型船にスーツ姿で乗り込み、海風を切り勤務する鈴木建設のあるオフィス側の桟橋まで水上通勤する。
映画『釣りバカ日誌』では、釣りを愛してやまない万年平社員の主人公ハマちゃんのそんな通勤風景がワンシーンとして登場しました。子どもの頃に映画でそのシーンを観て、船に乗って通勤するなんてイカスぜハマちゃん!と憧れの気持ちを抱いた記憶があります。ちなみに『釣りバカ日誌』というのはコチラです。(若い世代の方には通じないと思うので笑。)
・映画『釣りバカ日誌』
ハマちゃんにインスパイアされた訳ではないと思いますが、実は東京都が10月25日より新しい通勤手段としての舟運に着目し「TRY!舟旅通勤」プロジェクトとして実証実験事業を実施してきています。
・TRY!舟旅通勤
・東京湾・河川が通勤ルートに 豊洲-日本橋 ワンコインの舟旅
ちょうどニュースで知り、新しい水辺活用の一つだなとチェックしていたところ、熊本で天草宝島ラインの運航等水上交通と観光を軸に地域再生を推進されている株式会社シークルーズの瀬崎さんより「舟旅通勤でも使用されているリムジンボートでのチャータークルーズの視察に行くので皆で一緒に乗船しませんか?」という有り難いお誘いを頂戴し、先月末に体験させてもらいました。
◯東京都の「水辺空間の魅力向上に向けた舟運の活性化」の取り組み
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