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【AIR】モノを売らない小売店舗の登場

昨年から東京の有楽町と新宿にオープンした一風変わった小売店舗「b8ta」( https://b8ta.jp/ )が話題になっています。

・b8taの“売らない店”とは 先端技術活用の商品を気軽にお試し
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/23/news053.html

小売店舗といえば当然、生活者が必要とするモノを売ることが第一義の目的だと皆さん思っているはずです。ところがb8taは見かけは小売店舗ではありますがモノを売ることを目的としないというコンセプトの店舗でもともとは米国・シリコンバレーで誕生しました。

・シリコンバレーで生まれた、最新ハードウェアの体験ショップ「b8ta」
https://techblitz.com/b8ta/

筆者が有楽町店を訪れた際には店舗内の区画された陳列コーナーにデジタルガジェット、コスメ、食品、アパレル、雑貨、玩具、電動自転車等さまざまな商品が陳列されていました。

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客は気になる商品を手にとって実際に試してみることができます。各商品の陳列コーナーにはタブレットが設置されており、商品説明や使用イメージ動画を視聴することで情報を確認できます。

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より詳細な情報が知りたい場合は店内にいるスタッフに対応してもらうことも可能です。気に入った商品があればその場で購入することもできますが、「b8ta」は消費者がプロダクトに触れ実際に体験してもらえる点に一番の価値をおいています。

「b8ta」はモノを売らずしてどうやって収入を生み出しているのか。その秘密はビジネスモデルにあります。

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