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【AIR】苦境続く百貨店、高まる地方百貨店の空き店舗リスク

百貨店が街のシンボルだったのは過去の話となり時代遅れの斜陽産業と言われて久しくなります。今週、4都府県を対象とした3回目の緊急事態宣言が出され、百貨店も食料品売場等の生活必需品の売り場を除き休業要請に応じざるを得ない状況です。下記の記事からも各地の百貨店が苦境に追い込まれている様子が伺い知れます。

・緊急事態宣言で苦境の百貨店 ネット販売・サブスクはまだ「収益の柱」でなく 各地で閉店相次ぐ
https://www.sankei.com/economy/news/210424/ecn2104240004-n1.html

こうした背景を受けて経済産業省が「百貨店研究会」を本年3月からスタートしています。新型コロナウイルスの感染拡大等で事業環境が激変している百貨店の今後の方策について議論されます。

・経済産業省 百貨店研究会
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/department_store/index.html

研究会で経済産業省から百貨店の現状と課題について示された資料が出されているので見ていきます。

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