【AIR】中国・四国地方の注目再開発情報(2)
2024年の注目再開発情報をテーマに連載してきております。今回は中国・四国地方の山口、香川、徳島、愛媛、高知からピックアップしてまいります。再開発にご関心のある方向けにの参考になれば幸いです。
5.山口
【山口】新山口駅北地区市街地再開発事業
山口市が再整備や再開発に力を注いできているJR新山口駅北地区。2021年に約110億円をかけ山口市産業交流拠点施設「KDDI維新ホール」を整備しオープンしました。
そして現在、同地区では昨年より新山口駅北地区市街地再開発事業の工事がスタートしています。計画では敷地を2区画に分け、1街区は7階建てのオフィス棟、14階建て196室のホテル棟、6階建ての賃貸住宅棟の3棟を、2街区には13階建て81戸のマンションを建設する計画です。既に着工しており、2025年8月に完成予定となります。
・新山口駅北地区市街地再開発組合
https://www.redevelop-yamaguchi.com/
・新たなにぎわいを創出、新山口の「エキキタ」再開発事業起工式
https://ubenippo.co.jp/2023/07/13/2323380/
【周南】徳山駅前地区市街地再開発事業
重化学工業系企業が集積する周南市の玄関口、JR徳山駅。その駅前で進行していた徳山駅前地区市街地再開発事業により複合商業施設「TOKUYAMA DECK」も完成し、順次テナントもオープンし、間もなくグランドオープンを迎える段階まできています。
・徳山駅前地区市街地再開発組合
https://tokuyamaekimae.wixsite.com/saikaihatsu
再開発計画では、敷地内に地上12階建ての商業・ホテル棟、地上6階建ての駅前棟、地上18階建ての住宅棟、地上4階建ての駐車場棟、を建設。コロナ禍や資材高騰の影響を受けて、予定スケジュールよりも遅れていたようですが無事に開業まで漕ぎ着けたようです。
・山口・徳山駅前の再開発、全面開業が来春に延期 工事や出店遅れ
https://www.asahi.com/articles/ASR9X76NPR9XTZNB002.html
ホテルは、全国でビジネスホテルを展開するグリーンホテル・ズ コーポレーションが117室を有する「グリーンリッチホテル 徳山駅前」を今年2月に開業、住宅棟は大和ハウス工業が「プレミスト徳山ザ・レジデンス」を販売し、複合商業施設「TOKUYAMA DECK」には35店舗が出店する予定で、中核テナントとして「業務スーパー」の出店が決定しています。
・周南・徳山デッキに「業務スーパー」 地元企業の生鮮食品取り扱いも
https://shunan.keizai.biz/headline/1675/
6.香川
【高松】JR高松駅新駅ビル「TAKAMATSU ORNE」
JR四国、JR高松駅北側で開発を進めてきた新たな駅ビル「TAKAMATSU ORNE」が今月22日に開業を迎えました。約5,200㎡の敷地に4階建ての商業棟と立体駐車場棟を建設。駅ビルなので生活雑貨や飲食、レストラン街、コお土産、コンビニ等44店舗が出店しています。
・TAKAMATSU ORNE
https://takamatsu-orne.jp/
・JR高松駅の新駅ビル「高松オルネ」グランドオープン 年間で700万人の来場・80億円の売り上げを見込む
https://news.ksb.co.jp/article/15205229
JR高松駅周辺ではこの他にも次に控えている動きがあります。
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