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【AIR】関西の注目再開発情報(2)

2024年の注目再開発情報をテーマに連載してきております。今回は関西の京都、兵庫、滋賀の3県からピックアップしてまいります。再開発にご関心のある方向けにの参考になれば幸いです。

4.京都

【京都】京都中央郵便局建て替え

日本郵便とJR西日本グループの京都駅ビル開発が、JR京都駅前の京都中央郵便局の建て替えを検討していると2021年に報じられています。

・京都中央郵便局の建て替え検討 14階建て複合ビルに
https://www.sankei.com/article/20211126-XXZ6XTVRSBPP3FGP5EBPES4E6M/

記事によると、地上14階・地下4階、高さ約60mの複合ビルを建設する計画のようで2029年頃の完成を目指すようです。

・京都市 まちづくり条例に基づく開発構想等の届出状況
https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/cmsfiles/contents/0000292/292103/031126.pdf

京都市の「まちづくり条例に基づく開発構想等の届出状況」も確認してみると確かに届け出がされており、オフィス、ホテル、商業施設、駐車場、バスターミナルで構成する構想を検討しているようです。

【京都】「ホテルセントノーム京都」跡地

JR東海グループと米ホテル大手のマリオット・インターナショナルは昨年に「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」を開業すると公表しました。

・「コートヤード・バイ・マリオット京都駅」、2026年度開業決定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000124910.html

場所はJR京都駅に近隣で、元々京都府市町村職員共催組合が運営していた「ホテルセントノーム京都」だった場所です。コロナ禍の2021年9月に元のホテルが閉館し、その跡地をジェイアール東海不動産が2022年7月に取得していました。

京都駅から徒歩3分の好立地に新たに建設されるホテルは地上9階・地下1階建てで、全270の客室にレストランやバー、フィットネスジムを設け、2026年度に開業予定です。

(出所)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000124910.html

【京都】京都市立芸術大学新キャンパス隣接地開発

再開発から外れてしまいますが京都駅近隣で新たな開発の動きも。昨年、大阪ガス都市開発を代表企業とし、京都信用金庫、龍谷大学の三者で構成する「共創HUB京都コンソーシアム」が、京都市が所有する京都市立芸術大学新キャンパス隣接地活用の事業者に選定されました。

・京都市立芸術大学新キャンパス隣接地の活用に係る基本協定を締結しました
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000086001.html

敷地の場所を見ると、京都駅最寄りの好立地で、京都市立芸術大学施設が集積しています。

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