【AIR】再開発情報まとめ2022(関東甲信越編/茨城、群馬、栃木、新潟、長野)
2020年、2021年と全世界的な新型コロナウイルス感染症拡大という想定外の状況から再開発事業も一時ストップしたり見直しがかかったりというプロジェクトも出ています。そこで各地の市街地の今後の展望を知る上で2022年以降現在進行中であったり計画や構想段階の再開情報を追っています。今回は関東甲信越から茨城、群馬、栃木、新潟、長野の5県をみてまいります。
1.茨城
(1)取手市・JR取手駅西口A街区再開発事業
まちづくり会社立ち上げ支援ブートキャンプに取手からの参加チームがありご相談を受けて過去にAIAメンバーで取手を訪問しました。その時訪れたのが取手駅西口エリアでした。現在、その西口エリアで再開発事業が進行しているようです。
・(仮称)取手駅西口A街区地区第一種市街地再開発事業の概要
https://www.city.toride.ibaraki.jp/chushin-seibi/shise/machizukuri/kakubusho/toshisebi/saikaihatsu-gaiyo.html
取手市の情報によりますと、事業協力者として大京・戸田建設JVが選定され2019年に地権者による再開発準備組合が設立。駐車場や商業施設、サテライト図書館等の公共施設が入居するA棟と、住宅戸数約250戸のマンションやサービス付き高齢者向け住宅、保育施設等も備えた高層ビル(地上30階建て・地下1階)のB棟、2棟を建設。2026年に完成予定となっています。
取手市は総事業費約199億円をかけて「取手駅北土地区画整理事業」で都市計画道路整備を進めてきています。
・取手駅北土地区画整理事業の進捗状況と整備効果
http://www.city.toride.ibaraki.jp/kukaku/shise/machizukuri/kukakuseri/ekikita2.html
区画整理事業と並行して駅周辺ではA街区、B街区、C街区の整備事業も進行し、B街区には「取手ウェルネスプラザ」、C街区には「サイクルステーションとりで」が既に完成しています。ようやく残されたA街区の再開発事業が進行しておりこれで3街区の整備が完了するようです。
(2)水戸市・水戸駅前三の丸地区再開発事業
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