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【AIR】能登地震の復興現場で住宅再建の新たな選択肢を示す3Dプリンター住宅の可能性

国内で3Dプリンター技術を活用した住宅開発の動向についてこれまでも定期的に紹介してきております。3Dプリンター住宅に取り組むベンチャー企業のセレンディクス㈱が、JR西日本の子会社のJR西日本イノベーションズと業務資本提携したそうです。セレンディクス社の3Dプリンター技術を駅舎、倉庫や電気設備等の関連施設の建設に応用していく取り組みを進めていくようです。

・3Dプリンターで駅舎や鉄道設備更新、JR西日本子会社がセレンディクスと提携
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/02112/

他にも生産能力アップのため新型の3Dプリンター導入を進めている等、着々と事業拡大を図っていたり、令和6年版の国土交通白書内でも建設業の労働供給制約の解決に向けた技術の一つとして同社のことが紹介されたりしています。

・3Dプリンター住宅のセレンディクスが 新たに3台の新型プリンター導入  3Dプリントの多拠点化を急ピッチで進め、生産量の倍増を目指す
https://www.atpress.ne.jp/news/402177

そのような中、実はセレンディクス社が、今年1月に発生した能登半島地震の復興現場でもその技術力を活かし、第一号の3Dプリンター住宅の着工をし始めたというニュースが報じられていたのでピックアップしてみます。

・【特集】3Dプリント住宅で能登半島地震の被災地の復興を支援
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240404/3000034959.html

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