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漫画紹介100 魔法少女プリティ☆ベル

100作品目の投稿という事でどのタイトルにするかは
最初から決めていました

人に勧めがたい作品ではあります
注意:漫画の内容に性的描写、政治的な描写を多数含みます

一言説明

筋肉魔法少女?


簡単なあらすじ紹介

神威の呼び鈴リインロッド

世界に脅威が訪れたとき、適合者を見つけ
世界を守る乙女を華麗な魔法少女へと変貌させる

そして、世界に5度目の危機が訪れたとき
リインロッドが選んだのは

筋肉マッチョのおっさんだった

街に仇名す怪人も
凶悪な魔族も

ボディビルのポーズ一つで改心する、それこそが

魔法少女プリティベル!!

見どころ

表紙と一巻を見ると可愛い魔法少女物か
一発ネタ漫画に見えますが
本質は全然違います

魔法少女と呼ばれるバランスブレイカーが発生した場合に
力の均衡が崩れた各国はどういった対応を取るのか?

世界を破滅させる脅威が発生した場合に
いがみ合う国々はどうするのか?

この物語の本質は政治外交にバトルものを加えた作品だと思います

全編を通して、魔王と呼ばれる王様とその治める国と
その国を守るためにはどうするのか?
という事をテーマにしつつ、しっかりとバトルものに
落とし込んでいる作品でした

全然本編に関係ありませんが
とても好きな名言? に
二つ名とは他人がつける敬称なので
多少アレな二つ名でも仕方ないけど
自分で名乗っちゃったらさすがに恥ずかしすぎるよねという主張に
妙に納得しました

どうしてこの作品がそんなに好きなのか

どうしてこの作品がこんなに好きかといいますと
元来色々な事を考えるのが好きだからなのだと思います

子供の頃に兄とニュースの内容であったり
普段の出来事で疑問に思ったことなどを夜中に話して
親に寝ろと怒られる

そんな出来事があったからかネットニュース等を
読んだ時にもいろいろ疑問を持ったりしたものです

この作品を読んで学んだことと言いますか
改めて色々考える必要があるんだと思ったことは

物事の前提が一つ変わるだけで結論は大きく変わる事
結論を前提に動くと、前提が変わったときに修正がきかないという事
広く知識を集め人と話をし、相手の意見を聞く姿勢が大事だという事

民主主義国家とは、代表者にすべてを任せる制度ではなく
国民全員が主権者であり、全員が国家の運営を考える必要がある
国民に一番厳しい制度だと

世の中には自分たちでついた嘘を前提に物事を考え
それを元に行動する人たちがいる事

また、心に刺さった名言? に以下があります

「ゼロから始まり」
「積み上げるのは地道」
「失くすのは一瞬」
「取り返すのは至難の業……」
「信用」に決まっているだろう?

魔法少女プリティベル15巻より引用

蛇足ですが
本作品の暗躍者はナルラトホテップ(クトゥルフ神話)
ヒロインの召喚獣は神話生物(クトゥルフ神話、日本神話、北欧神話)
ライバル魔法少女は不思議の国のアリスをテーマにしていますので
好きそうな人がいそうです

最後に

最初に書いていますが、本当に人を選ぶ作品です
また、2巻の途中から内容がガラリと変わります


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