DVから救ってくれた。
私のパートナーは彼氏です。
先日で付き合って1年2ヶ月、出会ってだと1年6ヶ月です。
1、元彼
当初出会った時には私は別の彼氏がいました。最初は遠距離で付き合っていて、私が仕事を辞めて実家に帰ってからの出来事です。
その彼は最初は優しかったのです、でもだんだんおかしくなっていきました。デートはパチンコ、遊ぶのは最大月2回でいい、喧嘩すると殴ったり首絞めたりのDV。本当に疲れていました。もちろん今思えば私にも至らない点がたくさんあったと思います。
2、出会い
当時バイクの免許取り立てだった私は、知り合いと一緒に何故か車のミーティング(集会)にバイクで行きました。そこで出会ったのが今の彼氏です。
最初はぶっちゃけそんなに会話もしてなくて、「私のバイクの写真をかっこいいかっこいいって言って撮ってくれるメガネ」っていう印象でした(笑)
※その時彼は私に一目惚れだったようです。人を見る目がないですね本当にw
特に何かを会話するわけでもなく、私もその時は普通に帰宅しました。
そのあと、お互い車好きな事もあり何度か会ってお話をしていました。
すき家で彼氏にDVされていると告白しました。腕は噛まれてアザだらけでた多分顔色も悪かったんんだと思います。その時に気づいてしまったんです。
「この人めっちゃ手が綺麗」って。
いや顔じゃないんかい!っって感じですよね。
私は人と顔合わせて話すのがに苦手で、顔を覚えられないんです。でもその時、手が綺麗だなって思ったらふと顔を見てしまいました。すごく優しそうで、この人はを私をきっと殴らないんだろうな。と思いました。
3、距離を置く
ちょうど同時期に彼氏に距離を置こうと言われてしまいました。私は彼氏のことがすごく好きで嫌でしたが、経験上嫌だと言ってもどうしようもないので1ヶ月後に会おうと約束しました。
その話を今の彼氏(以下A)にしました。
「呑みに行こうよ!!」
あまり女性経験がないAの最大限の気配りだったんだと思います。私もAもお酒が大好きなのですぐに日程を決めて呑みに行きました。
今思うと既に心はAに傾いていたのかも知れません。呑みの帰りに「付き合って欲しい」とAに言われました。もちろん私には彼氏がいます。
「今は彼氏がいるから無理だけど、Aのことは大事だからちゃんとケジメをつける。」
そんなことをい言ったような気がします。酔ってたので忘れました(笑)
4、別れ
なんやかんやで、元彼とまた会う日になりました。私は振られるものだと思っていったのですがまさかの「付き合いを継続しよう」との事でした。
予想外でした、振られたら気持ちも吹っ切れるのになんでそうなったのか不思議でした。
でも、もう別れる寸前だったんだと思います。
1年記念日はパチンコの遠征に行くとも言ってましたからね(笑)
私も元彼もバイクが趣味でした。久しぶりにツーリングしてくれるという事で、私は12月の寒空の下、午前8時に集合場所だった田んぼのど真ん中のコンビニに居ました。
待てども待てども、
元彼は来ませんでした。
ドタキャン魔なのでそれは想定の範囲内でした。電話もしても出ないので寝ているのだろう、起きたら一緒にツーリングすればいいやと思って彼の家に向かいました。
家に着いて中を覗いたらやはりコタツで寝ている元彼。私は起こしました、早くツーリングしたかったから。
起きた彼氏は一言
「眠いから1人で行けよ」
びっくりしました。もう彼氏の家に行く時点で50キロ以上運転しているのに。私は怒りました。
案の定太ももを思いっきり蹴られました。
太ももを蹴る理由は「痣が残りにくくて、バレにくいから」だそうです。
もう無理だ、そう思いました。
「別れよう。」
やっと言えました。
帰り道、不思議と涙は出ませんでした。
Aに別れたことを報告しました。
「お疲れ様。頑張ったね」
5、そして付き合う
数日後、私がずっと行きたかったディズニーにAは連れて行ってくれました。楽しくて楽しくて、もうずっと長いこと一緒にいるような安心感がありました。
その帰り道、
「付き合ってください」
Aに告白されました。
断る理由なんかないじゃないですか。
「こんなのでよければ」
そして付き合うことが出来ました。
6、その後
私はいわゆるメンヘラなのです。でも私がいくら落ち込んだって、八つ当たりしたってAは受け止めてくれます。
「最終的にごめんなさいって言ってくれれば、何言われても怒らないよ」
「君は頑張ってるんだから自信もって、ちょっと疲れちゃったね。今度ゆっくりしようね。」
私が行きたいところに沢山連れて行ってくれて、一緒にドライブも旅行も色々なところに行って、趣味趣向や考えていることも全く一緒のAが私にとって最高のパートナーだとこの1年間ずっと思っていました。
これからもずっと、最高の私のパートナーでいてくれると信じています。
助けてくれてありがとう。命の恩人だと思ってます。
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