子供になにか習いごとをさせたい?ならお金のことを教えましょうよ

子供になにか習いごとをさせたいと考えている親は多いでしょう。
そこで大半のひとは英語だのピアノだのといったことしか思いつきません。

それらよりももっと大事で、潰しがきくことがあります。

それはお金について教えることです。

お金の意味、物の売り方というものはどの分野に行っても使う知識です。
それらは教えて得というよりも、必修レベルのもの。しかしながら、実際には大半のひとがそれを知りません。

仕事をするうえでは欠かせないものでしょう。それにもかかわらず9割のひとは学ぼうとすらしないのです。

物の売り方がわかってしまえば将来食いっぱぐれることはありませんし、お金の意味について知っておけば人間関係が円満になります。お金のことというのは英語やピアノに優先し、一番いい教養なんです。

英語にしろ楽器にしろお金の知識があってはじめて役に立つもの。なのにそれを教えないという親が多すぎです。


オトナがお金のことを教えるのは無理だという事実

現実には、上記のような理想論は成り立ちません。

なぜなら、わたしたちは「お金=悪」と刷り込まれて育つのですから。

親がそう刷り込まれて育つので、子供に正しい知識を教えられるということもない。そういうわけで、親が子供にお金のことを正しく教えるというのは相当まれなことなんです。

もっといえば、英語やピアノといった権力にあやつられてしまい、そこにしか目がいかなくなる。世の中にはびこる英語幻想だの上品志向だのでオトナたちは踊らされています。

いくら英語や楽器ができたところで、土台の部分がなってなければどうにもならないでしょう。お金の知識という土台がないことには何も始まりません。

リテラシーのない人間がリテラシーのない人間を教える。悲しいことに、子育ての大半がこれです。お金が邪悪だと教えられて育った人間が、お金を邪悪だと自分の子供に教える。

これが現実なんです。

もしこれを読んでいるひとのなかで子育てをしているひとがいらっしゃったら、お金のことを教えてください。それも、お金というものの本質について。

感謝や責任、信用といったものを表すお金という存在が、汚らわしいことなどあるとでもいうのでしょうか。

そんなのちょっと考えればわかりますよね。子供には正しい教育をしてあげてください。

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