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グッドラックの本棚 

みなさんこんにちは、グッドラック店長の佐藤です。

いよいよお店のことが目に見える形で進んでいます!お庭だったり、お店の施工だったり、家具だったり。もちろんコーヒーやフードの話も!
日々の変化はぜひお店のSNSの方もフォローしてご覧いただけたら幸いです。(今のところ庭の話が多めです🌳)


店長note2回目は、お店の本棚についてお話ししたいなと思ってPCを開きました!


■グッドラックの本棚


グッドラックの本棚は「育てる本棚」です。
どんな本棚かというと、本の感想が付属している本があり、みなさんと一緒に本のPOPを作る仕組みがある本棚です。この本棚には、私のグッドラックへの想いを込めました。

グッドラックでは、みなさんからもらった本の感想やその本に寄せた思いをPOPにして本と一緒に並べます。そのPOPの感想は短いものから手紙のように長いものまでさまざまです。本ごとに感想を書く人も長さにも違いがあると思うので、本に合わせていろんな形があるようにしたいと思っています。
そして、そのPOPの特徴は、見た人がリアクションをできることです。
SNSの「いいね👍」と同じ感覚です。いいねだけじゃなく、コメントも書いちゃってOKです!具体的に本のPOPをどんな形にしていくかは、やってみないことには正解がわからないので、いろんなアイディアを想像をして楽しんでいます。
みなさんもこんなPOPを作りたい!こんな風にするのはどう?といったアイディアがあればぜひ教えてください。一緒に作りましょう!

家の本棚で撮影したイメージ画像

グッドラックの本のPOPを通して、
読んだ本のことをアウトプットすること
・本に出会うためのヒントや本をよむきっかけを得ること
・お客さん同士が間接的にコミュニケーションを楽しむこと

そんなことができたらいいなと思っています。

そして、このPOPたちは本に付属され「感想が付属している本」になります。POPと一緒に店内に掲示されているものもあれば、本に付属して本棚に並んでいく本もあります。

もちろん、初めから全部の本にPOPがあるわけではありません。
皆さんと一緒にこのPOPを作り、感想が付属された本を増やしていきたい。皆さんが手にした本、読んだ本が皆さんの感想と共にグッドラックにしかないたった一つの本を育て、本棚になっていきます。

それを私たちは「育てる本棚」と呼んでいます。


■「育てる」がキーワード


高尾さんとてっちゃん(哲学チャンネル)と3人で初めてお店について話し合いをした時、私が2人に話した読書カフェでやりたいこと、そしてキーワードにした言葉がありました。それが「育てる」でした。

ここで少し私の話をさせてください。
少しと言っていますが、書き始めたらかなり長くなっているのでスキップしても大丈夫ですw簡単に言うと、なぜ私が「育てる」というキーワードに至ったのかが書いてあります!

私は今年のはじめから有給消化をしていたので、仕事をしない期間が長くありました。その時に、この先何をしたいかということはもちろんですが、そもそも「自分はどんな大人になりたいのか、どんな人間になりたいのか?」を考えていました。壮大なテーマですね笑

これまでの私の仕事のことをお話しすると、社会人になってからの私は常に仕事人間でした。印刷会社の時も、eスポーツの会社にいた時も、忙しい時期は夢にまで仕事のことを見てしまうくらい寝ても覚めても仕事。特に昨年は過去一といってもいいほどよく働き、たくさんの人に出会い、たくさんの現場を経験し充実した年でした。自分がどんなことに力を使うのが得意か、何が好きかを実感することができた年でもありました。
それくらいひとつひとつのことに真っすぐに全力で立ち向かうことができたと思っています(自分で言うのもなんですが笑)

仕事の合間にどうしても作りたくて作ったイベントに出演するチームの応援うちわと私

そんな感じで仕事をしていたので、立ち止まってゆっくり考える時間を持てたことはすごく贅沢な時間でした。(正直仕事をしないってつらかったです…これも発見ですね)
そんなこんなで、壮大なテーマで色々考えを巡らせていたわけです。

マインドマップ的なものを書いたりして色々考えた

うまく人に話せるような完璧な言語化はまだできていないのですが、このマインドマップ上には私のなりたい人間像が書いてあり、そこにある言葉に共通することが「成長」「育てる」「学び」でした。

新しい知識を得て「まじか!すげー!」って思ったり、「こんな面白い世界があったのか!」と驚いたり…私はそんな時をこの世界をもっと好きになれる瞬間だなと思うんです。私の知らないおもしろいことがまだこの世界にはある、私の知らない素敵な人がこの世界にはいる、そんな出来事や人と出会ってみたい。私自身が学び、変化し、出会い続けることができる人でいたい。そして、「まじか!すげー!」の瞬間を誰かに共有することができる人でありたい。そんな風に考えています。

例えば、藤井風さんを知った時、ヨビノリさんの相対性理論の話を聞いた時、ゲームを始めた時などは、日常で感じることのない刺激や昨日できなかったことが今日できるようになるといった小さな成長を感じることができ、「こんなおもしろい世界があったのか!」と思ったものです。

藤井風さんのパナソニックスタジアムライブに行った時の写真。私の好きな太陽の塔と!


大人になると新しいことを学んだり、自分の成長や変化に気づく機会ってあんまりないですよね。私自身もそういうことに気づけない人だったのですが、1回目の転職(印刷会社→eスポーツ会社)を経て新しいことに挑戦することや学ぶことの楽しさ、好きなものに気づくことができました。好きかもと思えることに気づけた時、好きなことを好きだと言い続けた時にいろんな変化や嬉しいことが起きるものです。(実体験なので間違いない笑)

そして、本が私に与えてくれたものも、同じようにこの世界をもっと好きになる瞬間だったと思います。自分が体験できないことを疑似体験して感動したり、自分じゃない誰かの人生を生きて違う世界を知り、わくわくしたり、どきどきしたりする。新しい知識やもっと上手くやる方法を知ることができる。本との出会いってやっぱりいいなぁとしみじみ思います。

グッドラックというお店を知ったこと、グッドラックでの本との出会い、てっちゃん(哲学チャンネル)や高尾さん、はたまた私と出会ったことが「まじか!すげー!」や「これ好きかも!」に繋がるといいなと思いました。
育つ、育てる、学ぶ、成長するそんなことをお店を通して感じることができる場所にしたいと思ったのです。

■店長として一緒にやるからには


店長をやると決めた時、なぜ読書カフェをやりたいと思っているのか、てっちゃんと高尾さんの想いや、やりたいことはもちろん聞いていたので、2人の想いにすごく共感し私も一緒にやりたいと店長になりました。(店長になった理由は1回目のnoteをご覧ください)
ただ、2人の想いに共感しただけではなく私のやりたいことも掛け合わせたかったのです。誰かの思いに共感するだけではなく、どんな形であれ自分の意思も乗せることは好きになること。好きになることは仕事を楽しみ、自分事として責任をもってやり遂げるための秘訣だと私は思っています!好きだとどうしてもやっちゃうし、寝ても覚めても仕事の状態ができるわけです笑

そんな気持ちもあって、私はこの読書カフェに「育てる」をプラスしたかったのです。

一緒に本棚を育てましょう!

読んだ本が増えていくことで自分自身の成長や変化を感じたり、増えていくPOPにお店の成長を感じたり、POPをきっかけに読んだ本で新しい発見をしたり…本棚を通して一緒に学び、小さな成長や変化を感じていきましょう。
「育てる本棚」にはたくさんの本を置きたいと思っています。みなさんが読みたいと思う本、自分だけではたどり着けないようなジャンルの本、懐かしい思い出の本などなど。
ここでどんな本に出合うことができるのか、私も今からとても楽しみです。
もちろん、お庭の花が育っていく様子や、コーヒーのいれ方が上達していく私の様子を見に来ていただいてもokです^ ^
訪れてくれるみなさんとの出会いも本当に楽しみです!

そして、今回グッドラックは本の購入資金のためのクラウドファンディングにも挑戦します。ぜひそちらも応援していただけたら嬉しいです!次回noteはクラファンについてのお話をしたいと思います。

長い文章をここまで読んでいただきありがとうございます!
暑かったり、大雨が降ったり、夏本番に向けて天気も変化が激しいのでどうか体調にはお気をつけてお過ごしください。

いつかお庭で育てたい蓮の花


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