ジャニー喜多川さまの未成年少年性犯罪告発の発端~ジャニーズ事務所との闘い・その2
「ジャニーズ許すまじ」と敵愾心に燃えた手前どもは「ジャニーズ事務所マル秘情報探偵局」なるものを設け、電話とFAXで「ジャニーズに関するあらゆる情報」を集めることにしました。「有効な情報」提供者には100万円の「報奨金」を出すことにもいたしました。
そうこうしているうちに、元ジャニーズ事務所所属のタレントだった「フォーリーブス」の北公次さまが、出身地の和歌山で「苦労した生活をしている」との情報を得ました。
早速、スタッフを和歌山に飛ばし、北公次さまを東京に連れ戻しました。
マンションに住まわせて、彼を一流のマジシャンにすることを目標に「人体浮揚」などの大型セットを買い込み、一流マジシャンの個人教授をつけて訓練を開始しました。そのために白い鳩を三十羽ほど会社のビルの屋上に飼ったりしました。
歌や踊りのセンス以上に、彼にはスターに欠くことのできない、人を惹きつけるオーラがありました。世界のエンターテイメント界で飛翔するには「マジック」が武器になる、と考えました。世界共通言語の英語を話せなければ、世界の舞台で活躍することは叶いませんが、マジックなら言葉に代わるパフォーマンスが共通言語になると考えたのです。
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