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自分の愛するデッキが環境にマッチしてしまったお話

 みなさんこんにちは。普段は山形で活動しているむら(@murandy3)と申します。アディショナルではありますが、シティリーグで準優勝することができたので、備忘録がてら駄文を繰り広げようと思います。記事を書く方は皆さん今までの成績をお書きになっている印象がありますが、自分はオーガナイザーとしての活動くらいしか書くことがないので割愛します。この記事では、デッキ紹介等を含みますがかなり適当なので、暇つぶし程度にご覧ください。

使用デッキと当日のマッチング

2022年1月9日宮城
シティリーグアディショナルシーズン@シーガル泉中央店(61人)
使用デッキ:雪道ピカゼクコケコ
予選スイスドロー
1回戦 vs雪道ゲンガー 後攻 6-5 ○
2回戦 vs悪リーフィア 後攻 6-5 ○
3回戦 vsムゲンダイナ 後攻 6-5 ○
4回戦 vsクワガノン 後攻 6-4 ○
5回戦 vsミュウ 後攻 6-5 ○
予選全勝2位通過

決勝トーナメント
準々決勝 vs ミュウ 後攻 6-5 ○
準決勝 vs鋼ミュウ 後攻 6-5 ○
決勝 vsクワガノン 後攻 3-6 ×

でした。じゃんけんは初戦と準決勝以外勝ちました。どちらの相手からも自分のデッキを把握されていましたが、準決勝の方は自分のプランを通すことを優先し先攻を選択されていました。レシピは以下の通りです。(レアリティの都合上行数が多くてすみません。)

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時々シティでも入賞している為知っている方もいらっしゃると思いますが、一応どんなデッキか軽くご紹介します。
 後1パルスワンVのそうでんからピカゼクに2エネ加速。パルスワンが倒され次第カプ・コケコをVMAX進化。フルドライブでカプ・コケコVMAXに3エネ加速しながら削りを入れる。ピカゼクが倒され次第雪道スタンプを打ち込んでダイショック麻痺で相手が全く動けないままサイドを取り切る。
 ざっとこんな流れです。このデッキをより詳しく知りたい方は、むさしさん(@musashi_pokeca)と、とらいさん(@k2_pokeka)のお二人のnoteが特におすすめです。是非ご覧ください。

このデッキを握ろうと思った理由

 まずそもそも私のことを知らない方へ前提としてのお話をすると、私はピカゼクがずっと好きで、大会出場デッキの候補には必ずピカゼクが存在しました。では環境の予想Tierです。

Tier1 ミュウVMAX、クワガノン
Tier2 ドガスゲンガー、ドガスダイナ、ジュラルドンVMAX、三神
Tier3 カラマネロ、サンダースVMAX、等

その他諸々存在すると思いました。ポケカ四天王の三神の記事が出回り、Cレギュ最後だし、三神の立場がグッと上がりそうな気がしました。この環境通り、ミュウとクワガノンに対して一定の勝ち筋を見出せないデッキは使ってはいけないのは全人類共通認識だと思います。
この環境で私が候補に挙げたデッキは、雪道コケコ(年末ver.)、水型連撃ウーラオス、クワガノン、雪道コケコ(賀正ver.)でした。経緯は後ほどご紹介しますが、水連撃ウーラオスで心がバキバキに折れました。ミュウが蔓延るこの環境でウーラオスを握る人は相当な変態(褒め言葉)か、連撃ウーラオス愛好家な為、もしそのような方とマッチングしたら負けてもいいと思い、雪道コケコで行く決心をしました。

デッキの内容について

まず、年末時点で使っていた雪道コケコがこちらです。

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これの強みとして感じていたのは、

・終盤のブルーが、グズマになる。
・フルドライブ→タッグスイッチから後続を立てるターンを作りつつ、急に追加タッグボルトが打てる。

という2点でした。ただ、この構築の問題としては、ミュウの先2ボスピカゼクを防ぐことができず、ライライ1体、もしくはパルスワン1体でサイドを6枚取り切らなければならない展開があり得ました。さらに、年末時点ではミュウデッキには混沌のうねり2枚+マーシャドー1枚(時々2枚)が主流になっており、雪道スタンプを通すことが厳しいように感じました。よってこのデッキは諦め、思考は水連ウーへと流れました。(ここでは水連ウーの紹介はしませんが、興味があればDM等で雑談しましょう) なんだかんだありまして、水連ウーも心が折れました!(雑)というところで新年早々ピカゼク優勝の情報が。

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自分の思想とはいくつか違う部分がありましたが、組んでみることに。そこで見えたのは「うねりの扇」の強みとボス型にすることのメリットでした。うねりの扇で、ミュウデッキの先1で手張りされた特殊エネルギーを剥がすことで2ターン目のサポートをカミツレのきらめきに強制することができます。これによりピカゼクを2ターン目に狩られることがほぼなくなります。ボス型にすることでポケギアを採用し、初ターンの安定感を確保できます。これにより雪道コケコでシティリーグを勝ち抜ける自信が生まれました。
自分の思想に合わせた結果、本番で使ったような構築になりました。(再掲)

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ピカゼクまたはカプ・コケコV(S5I)スタートをした時、初手そうでんができない可能性を加味し、カプ・コケコV(SA)への変更と、ふうせんをポケモンいれかえへと変更しました。タッグスイッチからポケモンを起動する必要がコンセプト上あまりないと感じた為、エネの素引きを優先し、基本エネに変更しました。三神やリーフィアVMAX対面ではVMAXを2体同時に立てたい為、クイックボールをしんかのおこうに変更しました。

こんな経緯で構築が完成し、準優勝という輝かしい成績を残すことができました。レギュ更新直前ということで、レシピが参考になるということはないと思いますが、最後にピカゼクを輝かせてあげることができて本当に嬉しかったです。

各デッキに対して意識したこと

ほとんどのデッキに対して、最初に書いた通り、如何に上手に雪道スタンプを押し付けるかを考えていましたが、いつもとは違う立ち回りをするデッキを紹介します。

vsクワガノン
これは、相手の知識次第で勝率が5割か4割かになります。こちらのプランとしてはピカゼクの追加タッグボルトを絡めてサイドを取り、マオ&スイレンを挟みながら確定数をずらしながら頑張って6枚取り切る、というものになります。相手のデッキにホーンが2枚入っていたり、ピカゼクを2体取り切るプランを知っている人はかなり勝率が怪しくなると思います。正直なところ、アディショナルシーズンということもあり、知識不足の方が多いと踏んでいました。

vs三神
このデッキは2-3-3と取らせることは不可能なので、4-4と取らせることを意識しました。ドロソはルール持ちの特性に頼ることがあるので、雪道は刺さりやすく、スタンプもそこそこ刺さります。耐久が高めのVMAX2体を押し付ける方が強い為、オルタージェネシスの返しのターンで2体同時進化を目指して立ち回ります。

vsリーフィアVMAX
このデッキはピカゼクを出すと、簡単にワンパンされるので、ピカゼクを出さず、コケコ2体を押し付ける動きが強いです。パルスワンに風船を貼ってそうでんすると、先2でツールジャマーまで準備するのは難しいようで、意外と2回目のそうでんに繋がります。パルスワンが倒されれば地獄のダイショック連打が始まります。入れ替え札の少ないリーフィアはめちゃくちゃキツいと思います。

最後に

デッキの相談に乗っていただいた皆様、練習相手になって下さった皆様、当日対戦していただいた皆様、ジャッジをして下さった皆様、本当にありがとうございました。大学生活の最後に、最高に楽しい思い出を残すことができました。
ここまで駄文を失礼いたしました。こんなところまで読んでいただきありがとうございます。レギュ落ちにより、この構築の需要はなくなりますが、このレギュレーションで遊びたくなったら是非参考にしてください。なにか質問や雑談等ございましたらTwitter(@murandy3)のDMまで是非お越しください。

承認欲求と初めてのシティリーグで惜しいところまで行けたことにより、初めて記事を書いてしまいました。決勝でしてしまったプレミで悶々とする瞬間があるので、自分に会ったら褒めていただけると嬉しいです。

それではこの記事を締めさせていただきたいと思います。卒論がんばるぞー!おー!

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