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8.ピュアピュアハート N君

こんにちは。

今日は家のWi-Fiが急に使えなくなり、
とりあえず、Wi-Fiの使える本屋兼カフェに
避難しています。

ネットが使えなくなると
不安になるなんて
ネット依存ですね。

またも面白くもなんともない
恋愛の話。

高校生の恋愛は前回のような感じで何事も無く
終わりました。

専門学生になり
私は成長しているのでしょうか。

専門時代には
高校の同級生を好きになりました。

友人の付き添いで音楽イベントに
行ったとき、同級生の男の子も参加していて
そこから恋心が芽生えました。

彼のことはN君と名付けます。

N君は高校時代人気なグループの一人で
大人っぽくて音楽もできて
才能豊かな男の子でした。

N君と友人と三人で集まることが多くなり
合う頻度も増えていきました。

N君には女子高生の彼女がいました。

でも好きになったらそういうの関係ないですよね。

特に気にもせず関わっていました。

私は積極的に彼と会うようになり
時には二人で会うこともありました。

彼は実家に住んでいて
彼の実家に遊びに行くこともありました。

ある日、遅くまで彼と話し込んでしまい、
彼の家に泊まることになりました。

今考えたら両親は心配したでしょうね。

高校を卒業したての頃って
車の免許も取れてたり、
バイトもしてたりして
夜更かしとかもしたい年ごろですよね。

なので音楽イベントなどに行く際は
結構朝方に帰ってきてたりしてました。

なのでN君の家に泊まるのは
さほど抵抗はありませんでした。

彼は私に気は無いし
もちろん彼女もいるし。

(今考えたら彼女がいるというのに
女の子を自分の部屋に泊める男なんて
彼女への配慮ができないダメンズですよね)

私はN君に誘われて
N君の布団に一緒に入りました。

もうその時は恥ずかしくて恥ずかしくて

「鼻息がうるさくないかな」
「私くさくないかな」
「この心臓の音が聞こえてないかな」

と緊張で寝付けませんでした。

彼はあの時寝ていたのかどうかは
さだかではありませんが、
私が恋愛経験が乏しく処女なのは
知っていましたし
私の緊張は感じ取っていたはずです。

私は彼の方を向いて
横向きで寝ていました。

彼が寝返りをうってこちらを向いた時
私の鼻とN君の鼻が当たりそうなほど
近かったのです。

「わああああああああ」

私は心の中で叫びました。

こんなに好きな人に近づいたことは
ありませんでしたから
心臓ははち切れそうでした。

なんで彼は私の物になってくれないんだ
と嬉しい反面
辛い気持ちがつのっていきました。

そして朝になり、特に何事も無く帰ったのでした。

その後は

私の片思いは続き、
N君は女子高生の彼女と別れ
私にもチャンスがなんて思っていましたが
N君は友人が好きだったことがわかり、
私の気持ちは覚め

(私を誘うのは友人を誘うための口実だった
と知った時の落胆ときたらもう…)

逆に友人に彼氏ができてからは
N君はこちらに寄ってきて…

という感じで
それから嫌悪感で
N君とは会うこともなくなりました。

終わり。

ほんと特に面白くもない
片思い話ですが

N君は今後も出てきますので
一応書かせていただいた次第です。

それにしても
高校生や専門時代のN君や
周りの人気のあった人たちは

その時は輝いて遠い存在に見えていたのに

大人になって関わってみると
意外と普通だったり、
意外と性格悪かったりで…

やっぱり
人は関わらないと本質は見えないな
と当たり前のことを実感するのでした。

そう思うと学生時代の
キラキラして見えた彼らへの私の想いは
やっぱり純粋できれいなものだったのかもしれません。

あ、ちなみに少し下な話をいれさせていただくと

私は好きな人を想像して
オナニーというのはしていませんでした。

どちらかというと

変態めなおじさん。
例をあげると蛭子能収さん
だったりを想像させてもらっていました。

蛭子さん
そのお顔は変態なマゾ女子には
ありがたいお顔です。
お世話になりました。

やはり、性的嗜好も
このころは純粋できれいなもの
だったのですね。
(好きな子を自分のオナニー要素にしない
事は私の綺麗の境界だったりするので)

それでは、
またお付き合いいただけたら幸いです。
失礼しました。

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