見出し画像

9.男の子に触れてもらった話 H君

おはようございます。

今日はいい天気です。


時々これを書き続けることに
意味があるのだろうか
と悩みます。

これが読者に何の価値を与えるのだろうか
と考えてしまうのです。

せめて好奇心、暇つぶしになることを
願います。





今日はまた話の続きで
専門学生時代のことについて。

後これを含めて2話ほど
書くつもりなので
お付き合いいただけると幸いです。


専門学生の時、もう一人高校の同級生と
仲良くなりました。

高校時代は時々話すくらいで
私はいじられキャラだったので
よくいじられていました。

彼はH君としておきましょう。


H君は少しすかしたところがあって
中型バイクに乗ったりする
なんとなくヤンキーよりな男の子でした。

なのに授業の移動も一人で行い
(私の通っていた高校は単位制で
大学のように授業によって部屋を
移動しなければいけませんでした。)
休憩中も他の子と群れず
放課後や長い休みは図書室にいるという
なんとなくギャップのある子だったのです。

私は本を読むのが好きだったし、
高校3年生はほぼ一人で過ごしていたので
(友だちは多かったですが、常に一緒に
行動する感じではなかった。)
図書館や仲のいい先生のいる相談室
なんかで時間をつぶしていましたから
彼のことは認識していました。

彼は少しギャルっぽい女の子からは
人気があったようです。

私はかっこつけしいで
自分に自信があって
大人ぶってる彼を好きにはなりませんでしたし
なんならそんな彼にイライラさえ感じていました。


いつから彼と仲良くなったのかは覚えていません。

高校卒業後、
なぜかバイクに乗せてもらうことに
なったんです。

いつから連絡を取り始めたのかも
忘れてしまいましたが。



バイクってお腹に手を回さないと
いけないじゃないですか。

だから恥ずかしくて、
ずっと肩に手を置いていました。

海沿いの少し休めるところに
バイクを止めて話をしました。

彼は私を膝の上に座らせて
体を密着させました。
(もちろん対面ではありません。
面と向かっていたら
私は恥ずかしくて騒いでいたでしょう)

あまりいやらしい感じではなく
自然な感じでするところが
自信家の彼らしい。

女の子の扱いに慣れていたのでしょうね。

逆に私は男の子に触れられることが
無かったですから
それはもうドキドキで。

だってバイクでもお腹に手を回せなかったんですよ。
逆にお腹に手を回されたんですから
私は照れて照れて仕方なかったです。

私は彼を好きではなかったし
なんなら彼の態度に
少しむかついたりもしていたので
強気で恥じらいを隠していました。

それでも彼の前だと
どんどん女の子になっていくんです。

今まで女の子として扱ってくれる
男の子はいませんでしたから
女の子として扱ってもらうことが
どんなに気持ちがいいことか
彼が教えてくれたのです。

胸を触られたり 首元に唇を近づけられたり
そんな付き合いたてのカップルが
するようなスキンシップを
されました。

そしたらそりゃ
強気でもいられなくなるわけです。
女の子の部分が出てしまうのです。

もしかしたら
H君が最初に胸を触った人かもしれません。

そうなると
初めて勃起した男性器を見る前の話ですね。

このころはまだ少しウブで
性に対する好奇心もやや隠し気味だったと思います。

毎度思いますが
こんな時期があったのですね。

彼とはそんな感じで
それ以上には進まずに
終わりました。

それからも時々会っていたし、
これからも話に出てくると思いますので
書いておいた次第です。




私はその時処女で
付き合った経験すらなく
周りと比べ劣等感で満ちていました。

自分は誰にも求められない存在なんだ。
そう思っていました。

それでも彼は私を女の子として
扱ってくれた。

あの時
少し自分に自信が持てた気がするんです。

そう思うとHくんには感謝しないといけません。

いつか会うことがあれが
お礼を言ってみよう。
彼に対してはあまのじゃくだから
言えるかわからないけど。

女の子として扱ってくれて
ありがとうって。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?