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株式会社ゲオホールディングス、2024年3月期第2四半期決算短信


まとめ(所感?)

PER:10.31倍 PBR:1.13倍 配当利回り:1.24%
割安とも割高とも言えない感じです。
業績は順調で、上方修正。前期比、売上高13.4%増、経常利益50.9%増となっています。新事業を積極的に取り組む姿勢は好きです。

株主還元についてはなかなか渋いと思う部分もありますが、経営基盤の確保と利益率の向上に努めることを重視しているように見えます。余力としてはぎりぎりのラインっぽい感じですね。優待がなくなるのでその辺りがどう影響していくかとは思います。

逆に今後の利益率等の改善を見越して今のうちに仕込んでおくのも悪くないように思います。成長に向けた取り組みをどう評価するかが分かれ目のですね。決算資料を読む限り考え方とかは僕好みではあるのですが、事業については景気動向にも左右されつこともあり評価がつけにくいです。
ROEに触れているのは個人的にはありがたいです。株価的には良い感じに抑えられているので十分入っていく価値はありそうです。

右のグラフ!?

サマリー


定性情報

  • 新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移した。

  • リユース業界は、SDGs実現に向けたリユース意識の高まりや、物価高騰に伴うリユース需要の増加により、市場全体が成長した。

  • 当社グループは、2nd STREETを中心とした総合リユース店舗の新規出店を国内外において積極的に続けた。

  • リユース系リユース商材は、リユースラグジュアリー商材のOKURA TOKYOや、リユース衣料・服飾雑貨の2nd STREETが好調に推移し、売上は増加した。

  • メディア系リユース商材は、リユースゲームソフトや、リユース通信機器の「GEO mobile」が好調に推移したが、海外向けスマートフォン卸売が反動減となり、売上は微増となった。

  • 新品商材は、家庭用ゲーム機「PlayStation 5」本体の供給改善や、インバウンドの好影響により、主にゲーム関連商材が牽引し、売上は増加した。

  • 外国為替相場の大幅な円安進行により、為替差益947百万円を計上した。

  • これらの結果、当第2四半期連結累計期間におけるグループの業績は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のすべての項目で、前年同期に比べて増加した。

新たな取組み

  • 配送無料の宅配型トランクルームサービス「2nd STORAGE」を本格展開し、首都圏に拡大する予定です。保管中の品物の中で不要になったものを買取・販売することで、リユース事業の深耕を図ります。

  • 24時間365日、いつでも非対面で買取サービスを利用できる「ロッカー買取サービス」をテスト導入し、今期中に店舗外にロッカーの設置を予定しています。

  • カメラやスマートフォン、家電等の様々な品物を必要な時に必要な期間だけレンタルできるWEBサービス「ゲオあれこれレンタル」を展開しています。製品購入前のお試しとしてもご利用いただけます。

  • VTuberグループ「あおぎり高校」が活動5周年を迎え、今後も他のプロダクションがやっていない面白いことやワクワクすることにチャレンジするプロダクション運営をしていきます。

  • SNS、ボイスドラマ、楽曲を連動して展開するプロジェクト「Clock over ORQUESTA」を開始しました。物語の展開はTwitterの投票結果次第となり、結末はCDに付属されている投票券ポイントを合算して決定されるといったマルチエンディング方式です。

  • 「楽しさこそ、元気になるための薬」をコンセプトにしたカプセルトイ専門店「カプセル楽局」を順次出店しています。1日何度でもカプセルで「クスリ」と笑っちゃうような「楽しさ」を処方します。

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