漫才だとかどうとか

SNSのせいで小さな声が大きく聞こえるようになった。しかしいくら大きく聞こえようとも、何も変わらない。あれは漫才ではない派がどんだけ何を言おうが一ミリも変わらないと思う。

フランシスコザビエルがキリスト教を日本に持ってきた時にもしSNSがあってそこで「そんなのは宗教じゃない」ってたくさんのツイートがバズって当時、もしYahooニュースがあって、それのトップに「キリスト教、あんなものは宗教ではない」と載ったところで、ザビエルはキリスト教を広めたと思う。ライト兄弟もその時代にSNSがあって「頭がおかしい」とたくさんのひとたちからも言われたところで、あきらめないと思う。

なぜならばそれをやる人は自分のやってることをすさまじく信じてるから。

自分の信じるものを信じる力は凄まじい。おれも2013年のTHEMANZAI優勝した時に志村けんさんにラジオで「何が面白いの?若いやつしか笑わないだろ」みたいなことを言われたけど、正直何も思わなかった。

自分のやりたいことをやっただけ。その結果がその人のその批判でしかない。自分のやりたいことを毎回やってたら、いま、お客さんは60歳以上の人もライブに来るようになった。自分のやってることを信じてたら、声など気にならない。自分のやりたいことをやって、どこにも呼ばれなくなったらそれまでだ。

プロであれ、素人であれ、だれかの感想に付き合ってる時間はない。その責任を取るのは彼らではなく自分だから。誰かの声で自信が揺らぐのは自分のやってることに不安を感じてるやつなだけでM-1チャンピオンにもなれば、そんなものはただの雑音になる。いまの時代は他人のただの感想が大きく聞こえる時代でしかない。

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