笑いにする

この世界の片隅でと言う映画で主人公のすずさんは絵を描くのが大好き。戦時中、広島の呉に住むのんびり屋のすずさん、彼女は空襲が起きてる空を見て「これを絵に描きたい」って想像した。そのあと、それを思うわたしはだめなのかな、って考えた。わかる、おれはおばあちゃんに育てられたようなもんだ、おばあちゃんと一緒に畑仕事について行っておばあちゃんとずっと一緒に過ごした。おばあちゃんが亡くなった時、それをどうネタにするか、を考えた。考えてしまったんだ。目から涙は溢れて止まらない、でも頭の中はそれのネタを考えてる。不思議だった。おそらく僕らは悲しみから逃れるために彼女は絵を描く、僕は笑いにする。心が落ち着く時なんだ。それを口に出すと不謹慎と言われる、思ってるだけでは、なにも言われない。不安になる人がいる。申し訳ないがそれはお前の責任だ。そこでネタを考えるおれは不謹慎かな、おれはそうは思わない。

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