もし僕が特攻隊だったら

夜、窓を開けててもひんやりとした風が入ってくる、少し厚着をして今夜はゆず酒を炭酸で割って、ケニードリューという人の音楽を聴きながら、ネットで特攻隊の人たちの手紙を読んでいた。特攻隊の手紙を?!こいつなにやってるんだ、と思うかもしれないけどたまたまね。笑  7月に日本に帰るから、映画の番宣でラジオに出たいとマネージャーにお願いしたら、パラダイスさんと二人で話しますか?と来たからあいつは、19歳と話してる気分になるから、嫌だと答えたらマネージャー野口が「思ってたより上でした」ってナイスな返しが来たから「いや北九州のね」と返信をした、なんとなく北九州の19歳は荒れてるイメージがあったから。でも自分でも何を言ってるんだ?おれは、と思って、ふと19歳北九州で検索したら、19歳で犯罪を犯した北九州の人たちの新聞記事が出てきたんだけど、その中で特攻隊の19歳の青年の家族に向けた手紙がでてきたので、そこからそれを読んでいて、ほかの特攻隊の手紙も読み出してしまった。僕は本は読めないけど特攻隊の手紙は読める。知覧に行った時も食い入るように読んだ。彼らの言葉がとても個人的だからだ。スルスル入ってくる。そこで僕は、もしいま日本が戦争になって僕が特攻隊に選ばれたら、と考えた。もちろん43だから歳だし、戦場に行くことはないと思うけど、もし、だ。もし、特攻隊になったら、それは僕は戦闘機に乗って自分の国の総理大臣に向かって突っ込むだろうと考えた。舞台はすべったら芸人の責任だ、芸人を責めるべきだ。おもしろくない、と。でも政治家の場合は選んだのは私たち有権者だ、私たちのせいだという。どこまで自己責任論強い国なんだよ、戦争が起きたら、政治家が政策をおおすべりしたんだ。だから自分たちの政治家の責任だ。

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