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むらの工作室通信vol.10「今日はなに作ろう?~小学生のものづくり」
むらの工作室は、年齢・職業・地域を超えた多様な人たちが集まり、お互いに尊重し合い、新しいモノやコトが生まれる空間を目指して、工具やデジタル工作機械(※)の貸出および利用サポート、ものづくり体験ワークショップの開催などを行っています。
この施設は人口約1,400人の中山間地域、岡山県西粟倉村にて村民や関係人口の方々がテクノロジーを新しい手段としてもっと身近に使える工作スペースとして、西粟倉むらまるごと研究所が運営しています。
※デジタル工作機械…3Dプリンター・レーザーカッター・UVプリンターなど
むらの工作室は、西粟倉村の学童「げんきっこクラブ」と連携し、週に1〜2回げんきっこ開放日を設けており、小学生が放課後に集う場となっています。
さてさて今日はなにつくろう?
松ぼっくりクリスマスツリー
12月には村で拾った松ぼっくりでクリスマスツリーを作りました。
キラキラしたビーズ、スパンコール、リボン、折り紙で作った星、で松ぼっくりをデコレーション。
各パーツはグルーガンを使って接着していきます。
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電動工具でスマホスタンド作った!
👦「スマホを立てるやつ作りたい!」
と小学4年生の男の子。
Webで理想のスマホスタンドを探し、これに決定!↓↓↓
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👨「できた~!」
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充電用のケーブルを通す穴を工具を使って開けたり、
スタンドの脚をグルーガンを使って接着したり、
何を使えばどんなことができるのかを理解して道具を使っていることに拍手👏
かっこいいスマホスタンドに刺激をされたのか
👧「私もつくる!!」とそばで見ていた女の子。
「作ってみたい」が周りにも伝わって創作意欲を刺激し合えるのが工作室のいいところ。
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スマホを受け止める部分は丸棒で作ることにしました。
スマホの厚さをイメージし、何センチ必要かを考え、丸棒に印をつけて鋸で切っていきます。
切断した丸棒は男の子と同じようにグルーガンで接着しました。
他の子がやっていることを観察して、グルーガンなら瞬間的に接着でき、強度もそこそこある、ということを理解しているのはすごいな~。
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「今日はこれを作ろう!」といったような目的がなかったとしても、
同じ空間でモノづくりをしている人を見ていると、「あ、こういうの作ってみたいな」と自然とアイデアがわいてきて、その発想をすぐに行動に移すことができる、むらの工作室はそんな場所に育っています。
自分の手で新しいものを生み出す面白さは、人生にポジティブな期待を与えてくれます。自分が想像したものが形となって生まれる達成感はこのうえないものです。
むらの工作室でわくわくするモノづくりをしてみませんか?
お待ちしています!
<今回活躍した道具>
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グルーガン(ホットボンド)とは、樹脂や熱で変形しやすいプラスチックを溶かし、接着するツールです。
具体的にはスティック状のプラスチックを使い、グルーガン本体の後ろに差し込みます。そして本体で熱されたスティック状のプラスチックが溶けて、グルーガン本体の先端から飛び出し対象部位を接着していきます。
スティックを押さえつけている部分は可動するため、グルーガンのトリガーを引けばスティックが本体へ押し込まれ仕組みです。
この仕組みにより、まるで銃を握るように溶けたプラスチックを溶かして押し出し、接着していくことができます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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一般財団法人 西粟倉むらまるごと研究所
むらの工作室マネージャー 山崎
住所:〒707-0504 岡山県英田郡西粟倉村長尾 1464
E-mail:muramaruken.yamazaki@gmail.com
TEL:070-1264-7355
◆Instagram:@mu___labo(むlaboの日々の様子やデジタル工作機械を使った作例を発信しています)
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