オープンデー@2/17
こんにちは、むらまる研の榊原です。この記事では、2月17日(土)に開催したオープンデーについて振り返りをしたいと思います♪
振り返りの前にむらまる研とオープンデーについての紹介をさせてください。
”自然のめぐみ”をテーマに2月17日(土)にオープンデーを実施しました。
↓各企画紹介↓
村産メープルシロップづくり
村の樹木医さんの永美さんと一緒に森に行き、カエデから採れる樹液を煮詰めてメープルシロップを作る企画です。普段ホットケーキにかけるメープルシロップ、自分たちで作れるとなったらワクワクしますよね。
むlaboの前で注意事項を聞いて、いざ出発です。
山の中は少し雪が残っていましたが、足元に気を付けながらウリハダカエデにあらかじめ設置した樹液採取用のペットボトルを回収していきます。
樹液は出ているかな?
寒い冬に樹液が凍結してしまわないために、樹液は糖度を高めているそうです。当日は、そんな樹液が2Lのペットボトル数本がいっぱいになるほど採れました。
しかし、このままではいつも食べているメープルシロップほどは甘くありません。なので、樹液採取地からむlaboに戻った後は、その樹液を煮詰めていって、甘いメープルシロップを作ります。
採れた樹液からどれだけのシロップが出来るかをあてっこしました。
あんなにたくさんあった樹液も、煮詰めると少量のメープルシロップに…
そして、お待ちかねのお味は…?!
「んん~!!甘い!」
普段目にするカナダ産のメープルシロップは、サトウカエデという樹液から作られることが多いそうです。今回は村の森で採れたウリハダカエデの樹液からメープルシロップを作ってみました。
まさに”自然のめぐみ”を体感できる企画となりました。
若杉天然林に関する展示
西粟倉の最北部に位置する若杉天然林。多様な植物が生息する自然の宝庫で、2020年以降発生している「ナラ枯れ」問題の現状について永美さんがスライドを用いて紹介してくれました。
ナラ枯れとは、以下のような病気で、岡山県内でも被害が拡大しています。
木が枯れてしまうと個体数の減少や、倒木などにつながってしまいます。永美さんは、西粟倉や周辺の森でナラ枯れ防除対策にも取り組まれています。同じ日にナラ枯れ防除シートのアイデアを募集する企画を作りました。
あなたも一緒にナラ枯れ防除シート開発
「ナラ枯れの被害にあった木から、ナラ枯れの原因となるキクイムシを脱出させないようにトラップを作ります。」
ということで、参加者に暗幕とペットボトルを使ってキクイムシを上手に捕獲する方法をその場で実際に手を動かして考えてもらいました。
<後日談>
後日永美さんとナラ枯れの防除作業に行った際、この日のアイデアから着想を得て、実際に防除作業をしていると伺いました。
米粉のホットケーキ屋さん
今月の飲食企画の1つは、米粉のホットケーキ屋さんです。西粟倉のお米で作った「あわくら源流米ホットケーキミックス」を使ったホットケーキが販売されました。
お味はフルーツとチーズの2種類。米粉のもっちりした食感が楽しめるメニューでした。
貝殻探し
貝殻が大好きな小学生が貝殻探しの企画を出店してくれました。
貝殻への興味は、大学の先生と一緒に貝拾いをするイベントを企画するほど!むらまる研のあっきーこと秋山さんも楽しく貝殻をさがしていました。
特製あるの森弁当販売
今月の特製あるの森弁当はバイマックルー(こぶみかんの葉)が使われた唐揚げ弁当でした✨
重軒さんの野菜販売
今月も重軒さんの菊芋販売がありました!
むらまる研企画
「生きるを楽しむ」住民アンケートの結果報告会!
むらまる研は「生きるを楽しむ」住民アンケートの集計分析支援を担っています。今回はそのアンケート結果を来場者の皆さまと共有させていただきました。
2月のオープンデーもおかげさまで無事開催することが出来ました。
出展いただいた皆さま、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
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