命を守る心肺蘇生法
こんばんは、今回は「胸骨圧迫と人工呼吸」について
話したいと思います。
※前回の記事の続きです。
前回の記事はコチラから
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(胸骨圧迫とは)
胸の真ん中あたりにある板のような骨を「胸骨」と言い、その真下には
心臓があります。
胸骨を繰り返し圧迫することで、止まった心臓の代わりに血液を体中に送り出すことができます。
胸骨圧迫を行う際、指先を反らして、手の付け根で押します。
そうしないと、しっかりと押すことができません。
(胸骨圧迫のポイント)
1.成人の場合、約5㎝沈むまで押す。(小児の場合は、約3分の1)
2.押す速さは1分間に100回~120回のテンポ
(アンパンマンのマーチが同じくらいのテンポ)
3.強く、速く、絶え間なく圧迫をする。
4.圧迫後は毎回圧迫を緩める
5.ひじを曲げるのではなく、肩を使って圧迫をする。
(ひじを伸ばして、身体全体で押す)
※胸骨圧迫は3分間継続で行うとかなり疲れてしまうので、協力者がいる場合は、交代してもらう。
(123やせーのなどの掛け声をすると分かりやすい)
[この時、中断時間が長くならないように注意する。]
(人工呼吸)
人工呼吸のやり方が分からなければやらなくても良い。
胸骨圧迫30回→人工呼吸2回(うまくいかなくても2回)
※1秒に1回を2回行う。
人工呼吸を行う際、頭部後屈あご先挙上法(とうぶこうくつあごさききょじょうほう)で気道を確保する。
口を大きく開け、約1秒かけて息を吹き込む。(×2)
胸が上がるのを確認する。
その時、「ポケットフェイスマスク」などがあると良い。
逆止弁が付いているので感染対策などにも使える。
AEDの使い方について話したいことが多いので、今回はここまでにします。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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