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【茨城大学村上ゼミ】連載『就活声トレ』#2「面接官の心をつかむモテ声って…?」

ライター:石森 礼子
編集:宮下 楊子


前回は、話し方の「クセ」と「あがり症」についてのお話でした。

復習したい方は、↓のリンクからどうぞ!

【茨城大学村上ゼミ】新連載!『就活声トレ』#1「声が変われば、未来が変わる」|茨城大学 村上信夫ゼミ|note


2回目は、「モテ声」についてのお話です。


面接を受ける時、服装や髪型には、とても気を配ると思います。

パリッとしたシャツ、皺のないジャケット、顔が隠れない髪、…。

一目で、面接官に好印象を与えられるでしょう。

 

でももし、話す声が小さくて聞き取りにくかったら…?

「自信がないのかな?」「暗い性格なのかな?」

面接官にマイナスの印象を与えてしまうかもしれません。


「声」は、自分の印象を相手に決定づけるのに、大切な役割を果たしています。

声の使い方次第で、自分の強みにも弱みにもなります。

顔を変えるのは難しい。けど、声や話し方は、トレーニング次第で、今日から変えることができるのです。


●見た目だけじゃダメ!? 第一印象は「声」4割

アメリカの心理学者「アルバートメラビアン博士」が提唱した「メラビアンの法則」を知っていますか?

はじめて会った瞬間、人は何を優先して、相手を判断しているのか?

「メラビアンの法則」では「見た目・表情・しぐさなど」が55%、「声の質・速さ・口調など」が38%、「話す言葉の内容」が7%、という数字が出ています。

普段、無意識に使っている声が、第一印象の4割を決めてしまっているのです。


「どんな内容の話していたか?」よりも「どんな声で話していたか?」が、大きな割合を占めています。つまり、声で、面接官が話を聞いてくれるかどうかが決まるのです。


●「モテ声」は誰にでも出せる!

では、良い第一印象を与えられる「モテ声」「いい声」ってどんな声でしょう?

それはズバリ、心も体もリラックスした状態で、楽に出せて、一番響く声です。


自分の声あまり好きじゃないけど、生まれつきだから仕方ない…。

そんな風に、諦めてしまっていませんか?

しかし、呼吸器系の病気でないかぎり、誰でも「モテ声」を出す素質はあるのです。


本当の意味の「モテ声」は、ちょっとした意識と努力次第で、手に入れられるもの。

毎日1分間でできる声のトレーニング「声トレ」をマスターし、普段から「いい声」や「モテ声」を意識して話すようにしましょう。

面接官の心をつかみ、就職活動の成功率も、高まりますよ。


●「モテ声」習得の第一歩は、自分の声を知ること!

そこでまずやってほしいことがあります。

それは、自分の声を録音し、再生して聞いてみること。

自分の声を客観的に聞いてみて、聞き取りやすいか、どこが変わったら良い声になるのか、考えてみましょう。

「他の人には、どう聞こえているのだろう」と、確かめてみることが大事なのです。


次回は、声の印象を決めるために大切な、「腹式呼吸」顔の「表情筋」についてです。

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