土岐市良いとこ一度はおいで 2
大きな美濃焼産地のど真ん中下石町で今年も陶器市が開催されます
「どえらあええ陶器まつり」
10/26.27
私は今年も窯元巡りで参加
私の工房で直販売します
この機会にぜひお立ち寄りください
多治見土岐は食器、タイルだけでなく
徳利や仏具、沖縄のシーサーのお土産品など専門的な陶磁器を焼く窯元が多い産地です。
日本の陶磁器生産量の6割をこの辺りだけで占めています。
土岐市には100年以上続く4代目〜7代目といった窯元もある歴史的な土地です。
安土桃山時代に志野、織部、黄瀬戸もこの辺りで焼かれていたので、伝統的な美濃焼を焼く窯元も多いです。
この大きな美濃焼産地はかつて世界一大量に焼き物を焼いていた事があり発展してきましたが、今は大量生産だけでは成り立たない苦しい時代です。
クラフトフェアなど個人陶芸家が注目されていますが、私からすると
作家物はグレーです。
面白ければ良い世界なので品質が抜け落ちています。
これからは磁器の量産品の品質が再評価されるだろうと確信しています。
この苦しい時代を乗り越え末永く陶磁器産地として栄えていくことを願っていますし、
私もその一員としてできることはしていこうと思っています。
品質第一で今の時代に合うものを企業努力で生産しているメーカーの底力はものすごいものがあります。
私はカネコ小兵製陶所にバイトを含め6年勤めていたのですがたくさん学ばせていただきました。
私は個人作家でありますが品質を第一に努力しています。
パッションから生まれる一点ものの作家作品も大事にしていますが、
同じくらい安定生産することも大事にしています。
下石の窯元として恥じぬよう努力していく所存でございます。
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