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素晴らしい日々『MiD (東山線Ver)』

MiD (東山線Ver)

つないでいて 僕と右手を
笑っていて いつも隣で
それだけで世界は輝くんだ

好きって言って ねぇ手つないで
話していて これからのこと
それだけって世界は呟くんだ

夢にまで見た今日の景色を
明日も君と見られたらいいな

つないでいて 僕と右手を
笑っていて いつも隣で
それだけで世界は輝くんだ
好きって言って ねぇ手つないで
話していて これからのこと
それだけって世界は呟くんだ

暮れるまで見た昨日の景色も
枯れるまで泣いたあの日の痛みも
明日は君と描けたらいいな



【解説】
明日、照らすになって、
唯一ばんが歌詞を書いた曲。
歌詞を書いたというか、
大学4年生の時に
ばんの友人の企画する
フェアトレード
(作る人も買う人も
その物の価値と対価に見合う正当なお金のやりとりをしましょうみたいな事。
平たくいうと
「発展途上国の人たちから安く労働力を搾取するな」
という話。)
のとある大学のサークルで行われる
チャリティーイベントに
明日、照らすが出ることになり、
その時に
「一曲、書いてくれませんか?」
と言われて、
確かそこで
そのサークルで
前もって集めていたポエムか、
主催の人が書いた言葉を
ばんが組み合わせて歌詞を書き、
その歌詞にばんが曲を作ってきたものを
バンドでアレンジした曲。
明日、照らす初期の頃は、
たまにばんも曲を作っていた。
しかし改めて
僕からは到底出てこない言葉たちとメロディ。
ちなみに
『素晴らしい日々』を
森下くるみさんに渡した時、
「この曲が一番好きだった」
と言われたが、
このMiDでアルバムでも
唯一僕が書いてない曲だった。
曲のタイトルもばんが決めた。
MiDの理由は確か
「曲のミッドハイが強いから」
とかよく分からないことを言っていた気がするが、
昨日改めて本人に聞くと
「MO'SOME TONEBENDERのHigHという曲が好きで、
モーサムがハイなら僕はミッドにしようと思った。
真ん中が小文字なのもこの曲の影響。」
との事でした。
聞いたところで
MIDの意味が少しも分からない。
このイベントの日、
初めてこの曲を披露をしてリアクションも良かったので、
明日、照らすで継続してやることになった。

ちなみにこのフェアトレードのイベントで覚えてるのは、
フロアにフェアトレードの商品が出店のように置いてあったことで、
主催の人の話を聞いて、
何組かアーティストが出てて、
終わった後、
フェアトレードのコーナーで
商品を見てから、
母親にプレゼントしようと思い、
コーヒーを買った。
ただこの後で分かったけど、
出演していたアーティストで
フェアトレードの商品を買ってる人は
1人もいなかった。
アイツら、
主催の人たちの話を聞いた上で
ライブ中にステージであんなに偉そうに
フェアトレードについて語っていたのに。
ばんも筆箱かなんかを買っていて、
当時のドラムのしゅんもなんか買ってたけど、
商品を買っていたのは
出演者では明日、照らすだけだったようだ。
「結局、そんなもんなんだよな。」
と思ってからは、
チャリティーイベントは
基本的に断るようにしてる。

ちなみに(東山線Ver)
というのは特に意味はなく、
このアルバムが出る前に
シングル『MiD/燃える夏』というのを作っていたので、
それと分ける為に名前を変えた。
シングルとは分ける為に
同じテイクではあるが、
この曲をアルバムに収録するにあたり、
アコースティックギターと
ピアノのフレーズを足した。
曲にピアノの音をレコーディングした時に
ピアノの音と
そのピアノに座っていた椅子が軋んだ音が
マイクに入ってしまって、
その音を聴いた時に
「なんか線路の音っぽいな」
と思って、
新栄に住んでたし、
東山線Verとタイトルに付け足した。
MiDの音源の出だしをよく聴くと
この由来になった
椅子の軋む音も聴こえてくると思う。
今、僕が聴いても線路には聴こえなかった。





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