【楽天市場/Yahoo!】楽天とYahoo!ショッピングの違いは?
こんばんは、株式会社Cyan(シアン)の村上です。
弊社ではECモール(楽天市場・Amazon・Yahooショッピングなど)を中心とした運営支援を行っています。
今回は楽天とYahoo!ショッピングの違いについてご紹介します。
楽天市場の特徴とメリット
高いシェアと流通規模
楽天市場は日本国内で非常に高いシェアを誇るECモールです。利用ユーザー数は2021年12月時点で5,104万人に達しており、その流通規模は2022年の売上高で6兆円となっています。
国内EC市場の中でも大きな存在感を示しており、幅広いユーザー層からの高い支持を集めています。
特に35~49歳の女性を中心に、買い物を楽しむことを目的としたユーザーが多く集まっています。
ポイントが貯まりやすいSPU(スーパーポイントアッププログラム)
楽天市場の魅力の一つに、SPU(スーパーポイントアッププログラム)があります。このプログラムにより、多くの商品を購入するたびにポイントが貯まりやすく、またポイントを利用した次回のお買い物もお得になる仕組みです。
ただSPUは2023年12月1日に変更が加えられ、楽天モバイル利用者への還元が強化される一方で、楽天カードや楽天証券利用者にとっては特典が一部改定されています。
楽天モバイル利用者以外への恩恵は少し減少していますが、それでもポイント獲得は他モールに引けをとりません。
大型セールとキャンペーンの魅力
楽天市場では、定期的に大型セールやキャンペーンを展開しています。特に「お買い物マラソン」や毎月「5のつく日」のセールは、多くのユーザーにとって見逃せないイベントです。
これらの期間中は、通常より多くのポイントが付与されるため、お得に商品を購入できるチャンスが増えます。例えば、お買い物マラソンでは最大でポイント10倍が付与され、上限7,000ポイントが設定されています。
Yahoo!ショッピングの特徴とメリット
初期費用・月額費用が無料(運営側)
Yahoo!ショッピングは、出店する際の初期費用や月額費用が無料であるという特徴があります。
特に新規出店者にとって非常に大きなメリットです。
店舗運営にかかる費用を抑えつつ、Yahoo!ショッピングの広大なプラットフォームを活用して商品を販売することが可能です。
費用は売上に応じた手数料にのみかかるため、リスクが少なく安定した利益を得やすいという点でも魅力的です。
LINEヤフーとのポイント連携
Yahoo!ショッピングでは、LINEとのポイント連携ができるため、LINEポイントやPayPayポイントを利用して買い物をすることができます。
このポイント連携により、特に若年層のユーザーにとって利便性が高まります。日常的にLINEを使用する人々にとっては、ポイントを有効活用する絶好の場となり、購買意欲を高める要素として機能しています。
5のつく日キャンペーン
Yahoo!ショッピングの「5のつく日キャンペーン」は、毎月5日、15日、25日に行われる特典です。
この期間中に指定の支払い方法で購入を行うと、最大で4%のYahoo!ショッピング商品券が付与されます。
多くのユーザーにとって、このキャンペーンはお得に買い物ができる絶好の機会となっており、得られるメリットが大きいため、多くの利用者に支持されています。
楽天市場とYahoo!ショッピングの比較ポイント
ポイント還元率の違い
楽天市場とYahoo!ショッピングの間で、ポイント還元率について注目すべきポイントがいくつかあります。
楽天市場は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)を通じて通常のポイント還元を上乗せしてお得に利用できます。SPUを活用することで、楽天カードや楽天モバイルを使用するユーザーは、さらにポイント還元が増加します。
一方、Yahoo!ショッピングでは、5のつく日など特定の日に、PayPayと連携することで高い還元率を取得できるキャンペーンを行っています。
両プラットフォームのユーザーは、それぞれの特徴から自分に合うポイント獲得の方を選び、利用する傾向があります。
出店者視点
出店者が楽天市場とYahoo!ショッピングを選ぶ際に考慮すべきポイントとして、テナント型のECモールであるということがあります。
楽天市場では、出店に際して初期登録費用や月額出店料が必要となる一方で、Yahoo!ショッピングは初期費用や月額費用が無料です。
特に初めての出店者や、小規模なビジネスを展開したいと考えている事業者にとって大きなメリットとなります。ただし、出店者は各種手数料やプロモーションの観点も考慮しながら、どちらのプラットフォームが自社のニーズに最適か慎重に選択する必要があります。
ユーザー満足度と利用者層
楽天市場とYahoo!ショッピングのユーザー満足度はそれぞれのプラットフォームの特性に大きく依存しています。
楽天市場は、主に女性のユーザーが多く、買い物自体を楽しむ層が多い傾向があります。
Yahoo!ショッピングは男性と女性ユーザーの割合が近く、PayPayの利用を意識したユーザーが特に多い傾向があります。
それぞれのECモールには異なる魅力があり、ユーザー層の特性を理解しながらサービスを享受することが重要です。
まとめ
今回は、楽天とYahoo!ショッピングの違いについてご紹介しました。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
弊社でもECモールの運用支援を行っています。
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