「世界の果て、夜明け前」に関して
処女作とさせていただいておる「世界の果て、夜明け前」なんですが、これは元々、小説家になろうで上げていたものです。
一番最初に投稿したときのタイトルは「僕の世界では常識的な物がない不思議な世界に召喚されましたけど、何か?」でした。
僕は僕なりに正統派のつもりで小説を投稿していたのですが、小説家になろうは「異世界」ジャンルにかなり傾倒しています。それ以外の、例えば純文学などは見向きもされていない状態です。おそらく検索フィルターから除外されている可能性もあります。
よって僕の作品はプレビュー稼ぎもできず、まず見てもらうことができない状態となっていました。
そこでジャンルを「異世界」「ロー・ファンタジー」に変更して投稿したのが上記の作品です。
内容は明らかに、なろう系をバカにした内容でした。なろう系といえば、異世界に飛ばされる、努力もせずに強力なチートが身に付いている、やたら美女にモテる、ハーレム状態になる、主人公の「やれやれ」感、主人公は普通だが周りの人間の様子がおかしい。読み方がわからないような名前。
─と、上げれば数限りがありませんが、そういったご都合主義のようなものに対して、真っ向から反発し、異世界ジャンルはそのままにしておいて主人公に関しては、普通の名前、特に能力もない、ハーレムにならない、努力する、をさせました。周囲の環境に関しては、逆に思いっきりバカにました。例えば火の起こし方を知らない、敷き布団を知らない、武器を知らない、といった風に。
これば僕なりのなろう系に対する攻撃でしたが、ジャンルに釣られたのかプレビューは若干増えました。そして、そんなふざけた作品に感想がもらえたのです。
それをきっかけに第2話の制作をし、調子よく次々と書き進めることとなり、最終話まで書き上げることができました。これはほんとにありがたいことで、今でも感想を書いてくださった方には感謝しきれないところです。
ですが、他にも書いて投稿はしましたがそれ以上の変化はなく、いよいよこちらのnoteに移動してきた次第です。
ここでは一定の「スキ」をいただく事ができており、大変励みとなっています。
これからもよろしくお願いいたします。
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