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子連れフェス準備日記05|ワゴン

2023年夏、私たち大人も、3歳と5歳のこどもたちも、フェスデビューしました。
デビューしたのは、フジロックフェスティバル。
今回は、子連れには欠かせない?ワゴンのはなしです。


ベビーカーではなくワゴンらしい

フジロックに行く前にいろんなブログや記事を見ました。
そこで分かったことの一つは、「ベビーカーではなく、ワゴン」ということでした。
フジロックの
・広大な会場
・登り下りがあり、凸凹した地面
といった特徴が、普通のベビーカーでの移動を難しくしているようです。
ただし、エアバギーのようなタイヤの径が大きくて、太いものであれば大丈夫みたい。
要は、山道のような悪路をぐんぐん進めるようなタイヤが大事、というようです。

エアバギーレンタルもあるようですが、普通に買うと、いいお値段です。
我が家のベビーカーはA型もB型も、どちらもタイヤはアウトドア仕様ではありません。

家にあった出店用ワゴン

アウトドアワゴンは出店用に家にあったので、こちらを使うことにしました。

多摩川河川敷の凸凹道を進んだ実績を持つワゴンですし、耐荷重は100kg。
問題ありません。
本当は、ベビーカーのようにベルトがあるといいのだと思いますが、会場内での使用ですし、そこは自己責任で、安全第一の運用で使うことにしました。

実際に使うとこんな感じ

こどもふたりと、荷物が入っています。
両脇には袋に入った折り畳み椅子(ダイソー)をカラビナでつけています。

急な坂道はそこだけ降りて移動というところもありましたが、基本移動は乗っていく感じ。
ワゴンに乗っていれば、人混みにのまれて迷子ということもないですし、こどもたちの体力も温存できます。
寝ていてもワゴンにのせて、そのまま移動が可能です。
おやつを食べながら移動、といった場面もありました。

前夜祭〜3日目までの全四日間を乗り切ったワゴン。
キャンプサイトでは、ちょっとしたポールがわりにロープをくくりつけて、物干し場を拡張するという役目も果たしました。

実際に載せたもの

・椅子・レジャーシート・全員分のペットボトル・全員分のレインコート
といったところでしょうか。
全員分のレインコートが地味に重たいので、ペットボトルと一緒にワゴンに入れられるのはありがたいです。
ここには映っていませんが、この他にリュックを一つ持っていて、ウエットテッシュとかこどもたちのおやつとか細々したものはそちらに入れていました。
リュックはこどもたちと一緒に積むと狭いらしく、こどもたちがワゴンに乗る時には背負っていました。

フジロックは、ワゴンのメッカだった

他のお客さんが持っていたワゴンだったので、写真を撮れなかったのは残念ですが、いろんなワゴンがありました。

Amazonにもあるような、屋根付きのものはもちろん、DIYというかカスタマイズしたワゴンもたくさん。
アドマチック天国とかのコレクションにしてもらいたいくらいたくさんありました。(頭の中ではいろんなカスタムのワゴンがあのBGMに合わせてパタパタと映し出されています。)

↑のように、グリップではなく、台車を押すようなバーがあると坂道も進みやすいんだろうなと思いました。
一度仕事で、大道具さんが持っていた↑のようなワゴンを動かしたことがあったのですが、重い道具が入っていても軽々動かせるんですよね。
畳んでも嵩張るそうなので、一長一短なところはありますが…。

ワゴンは基本的にフレームにカバーをつける構造になっているので、四方の穴に支柱を立てて、大きなスカーフをクリップで止めていたり。
大きなプラスチックダンボールをスポッと幌のように被せていたり。
ガーランドをつけて装飾をしているひともいれば、専用のカバーで覆っている人も。
いつか、ファッションショーのように「ワゴンコレクション」とかやったら面白いかもと妄想しました。

いろんなスタイルが見られるのもフェスの醍醐味なんだなと感じたワゴンのはなしでした。

▼子連れフジロック日記はこちらからまとめて読めます


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