追論:感情移入できるかどうかって大事だよねっていう話。

先日の評価不能という支離滅裂なTOTKの評価。そのストーリー面についての深掘りをもう少しだけしていきたい。

端的に言えばキャラクターに魅力があるかどうか、というものだ。もっと限定的に言うなればTOTKのゼルダに魅力があるかどうか、ということだ。

結論から言えば、自分はガノンという巨悪を倒してまで救う必要があるほど魅力的には思えなかったのだ。
ゼルダという作品はキャラゲーではないからそりゃそうだろう、というのもよく分かるしそういう物であると切り分けた方が良いのも分かる。

が、自分という人間はキャラゲーとしてあまりに優れた(敢えて名前を出すが)ポケモンとゼノブレイドというゲームに骨を埋めすぎているのだ。
どんな面倒事も、あのポケモンの為に、あのキャラの為に、動けてしまう。そこにはゼノブレ3であればヒーローの追加であったり、ゼノブレイド2であればブレイドの追加能力の解放だったりとゲーム的打算があることを否定はしないが、根っこにあるのはそのキャラが魅力的だから、だ。
ある種の恋愛感情に近いこういったものは自分の場合、自分の行動を大きく左右する。元より興味のないものにはとことん興味を示さない性分故尚更だ。

そういった意味で言えば今作のプレイ動機が「ゲーマーならこのゲームをやらないといけない」という凡そ不純な動機でこのゲームをプレイするべきではなかったのかもしれない。
心の底から「楽しみだ!絶対楽しいし楽しんでやる!」と思えるゲームしかプレイしてはいけないタイプの人間なんだなと自覚した今回の事件だった。

キャラだけでなくゲームそのものにも感情移入できるかどうかって本当に大事。


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