12/15 ZOOM人狼会反省録 中編

前編(序文・第1戦)の続きです。

https://note.com/murabito_kibou/n/n697ed07e3953


2戦目 まる狂人
10人村 狼2狂占霊狩村4

試合開始直前、まるは「10人村のセオリー」をウェブサイトでチラ見する。
狂人の欄には「占いを騙る時は積極的に黒出しをすべし」と書いてある。
・・・今回もこれで大丈夫なはずだ。(以前同様の状況で人狼誤爆した前科あり)

初日、霊能が1人出て確定。
霊能がグレーから指定する進行になり、議論時間ぎりぎりでまるを含めた2人が指定される。
咄嗟にもう一方の指定先さんが「役職あり」と出たのに合わせ、まるも役職持ちを申告。
それを聞いた素村の1人が即で自ら柱になることを名乗り上げ、圧倒的白目を取る。

白目をとった村人はまるに「初日のラン白先を言わなかったのはなぜか」と質問を投げかける。
その回答は「時間ギリギリで迷ってる間に終わっちゃいました」と謎の含みを持ち、さらに「役職あり」と名乗り出たのにも関わらずぼんやりと占いをCOする形に。
白目を取りに行くつもりが結局いつもの黒透け芸となる。
(まさか正直に「まだ決めてなかった」となんて言える訳がありません)

その後グレーから1人が選ばれ、吊られる。

その夜の時間でようやく占い騙りの内容を考え、初日に全く疑いの向かなかった村人を初日白、白っぽかった村人の1人を2日目黒と決定。
いかにも黒を見つけました!というそぶりを出すべく、2日目開始後即占い結果の報告に動く。

噛まれていたのは、まると同時に指定され役職を名乗り出た真占いだった。
初日の村人たちのグレー精査は見事に当たっており、霊媒からは初日吊り先が人狼であったことが申告される。

真占いを噛んだことが大きく、まるは「COした唯一の占い」となり、黒を打たれた村人には疑いの目線が向く。
また前戦同様、「占いの黒先を吊り、終わらなければ占い破綻」という状況が成立した。

黒出し先の村人に投票が集まる。
終わるはずだと思った者とまだ終わらないと予想した者は恐らく半々ぐらいだっただろう。
村人が吊られ、GMより新たな夜が来ることが伝えられた。
(万が一誤爆してたら即終了だったので、本当にホッとしました・・・)

翌日、既に破綻している占いの結果は聞かれることもなく、グレーの精査前提で話が進められる。
安定進行を取るならRPP防止の占い吊りだが、自身目線グレーがあと3人に絞られている狩人は冷静に占い放置のグレー吊りを主張。
(ここでおとなしくしすぎたかなぁ。こいつ鬱陶しいから吊りたい!って思わせる位にノイズになっても良かったかも)

比較的発言の多かった村人たちは互いの発言内容を精査。
最終的にはグレーの中から暫定確白扱いのような者が出るまでお互いの白を見合い、疑いが潜伏していたLWに集中する。
ノイズ担当まるは投票理由で「いや!霊能者は実は狂人だったんですよ!」と声を上げるがそんなものが村人たちの耳に入る訳がない。
集まる票を止める術も無いままに最後の狼が吊られ、村人勝利となる。


黒陣営視点初日に狼が1匹吊られるとかなり厳しいですね・・・
逆に言えば、村人がしっかり発言を伸ばし、怪しい位置に狼を浮き上がらせればそれが村陣営の強い力となるでしょう。
今回のゲームは特に村人たちの発言力・その精査力での村勝利を感じました。

自分が村になった時に初手の発言を伸ばすには、進行に対する自身の意見を持つことが一つ重要だと思います。
別の人狼会で聞いた言葉を用いて言い換えれば「自身の宗教を持つこと」
(自身の宗教がなければ進行論に対する宗教上の違いも起こり得ません!)
まずはレギュから何を思うか、どの役職を優先して出すか、意見を考えて初日からしっかり意思表示することをしていきたいです。
今回の集まりでまた同村させて頂いた際にも、参考になる村人さんは多そうです。


3戦目 まるカミラ(狩人)
7人村 狼2占狩村3(酔っ払い2)

参加者全員に「人狼ジャッジメントのキャラクターネーム」があてがわれた試合となる。

初日、占い1人がCO。
真占いが酔っ払っている可能性があり確定は出来なくとも、とりあえず占いとその白先を避ける形で会議が進む。
投票はグレーから。2名の決選投票となり、唯一意識を保っていた狼がその生存意欲を黒と取られ吊られる。

残る狼は酔っ払い。目覚めると誰もいなかった。(気持ち分かります、ものすごく)

翌朝、GJが発生し残り6人。
ここで酔っ払っていたと訴える真占いが登場。狩人とグレー1人に白を打つ。
続けて狩人もCO、初日に出ていた占いでGJが出た、狂人はいないので2日目の占いCOは破綻していると主張。
これを聞いた初日COの占いは己のCOを取り下げ、村騙りをした、2日目COの占いこそが真だと伝える。

占いが確定する形となり占い先2名の白が確定、狩人が含まれているので狩人も真。
狩人が初日に出た占い守りでGJを出しているのでその村騙りも真実。
相互確認の形で4名の白確スクラムが完成し、残り2名のグレーの中に狼がいることが露わとなる。

白確スクラム目線ではグレー2名をローラーすれば解決となり、盤面上村人勝利が確定。
相方に出会えなかった悲しき狼は2日目のうちに吊られ、ゲーム終了となる。


酔っ払い人狼も面白く参加の機会が増えてきましたが、記録した中では圧倒的に村優位の傾向があるようです。
狼2匹で酔っ払いに人狼が含まれていると、狼目線かなり厳しいことを感じます。
いつ意識のある狼と酔っ払い狼は巡り会えるんでしょうか(笑)

役欠けを見据えて狼の占い乗っ取りを防ぐ村騙りの戦法も驚かされます。もし初日に2COされていれば自分に噛みを寄せていたでしょう。
今回はその動きがぴったりとハマり、最強の白確スクラムの成功に繋がりました。
自分もいつかやってみたいなぁ。チキって即スライドする姿が目に浮かびますが・・・


続きは後編へ。

https://note.com/murabito_kibou/n/n0b71e3f65895


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